ゴルフ初心者がいきなりコースに出るハメになったとき?

ゴルフレッスンを受けにくる人で、いきなりコースに出なければならなくなったので、なんとかしてください!と焦ってやって来る人、結構います!皆さん、いろいろご事情がお有りなようで大変だなあと思います。元々スポーツが好きとか、カラダ動かすのが好き、ゴルフに興味があったという人ならまだ良いのですが、スポーツも苦手、ゴルフにはあまり興味もないし、上司のパワハラで無理矢理いきなりコースに連れて行かれるので、どうにかしてくれ!という人には、正直困ります。しかし、いずれにしても、現実にはいきなりコースデビューの日が迫って来ているわけで、「なんとか」しなくてはなりますまい!そんな皆さんのために、最低限の準備と、最低限知っておくべきマナー、ルール、コースでの心構えなどをまとめてお伝えします!いきなりの無理を承知でアドバイスします!無理を承知でコース前の準備をやってみて下さい!いや、やるしかないのです!

いきなりコース対策 ショット編

ユウジン
美味しいゴルフしてますか!ゴルフスイングコーディネーター山田友人です!(@yj_golfrecipe

ゴルフはティーインググランドと呼ばれるスタート地点から、グリーンと呼ばれるゴール地点に設置されているホールカップにボールを沈めることで、1ホールが完了し、それを18ホール行って、スコアを足して何打であがったかを競うゲームです。

とにかく、スタート地点から、ボールを前に前に進めて行かねばなりません!

スコアを考えれば、1打で少しでも遠くへ飛ばしておきたいところですが、その技術を身につけるためには、最低でも3ヶ月~半年は必要です。いきなりは無理です!

そんなに時間がない!いきなり1ヶ月で何とかしてくれ!という人には、次のショットを練習して下さい!

  • 使用クラブ…9番アイアン
  • グリップ…テンフィンガーグリップ
  • スイング振り幅…右腰から左腰まで
  • スタンス…肩幅よりやや広く

スイングする時には、両肘を脇に引き付けて胸と前腕で出来る三角形を崩さずにクラブを動かします

その時、三角形の支点になる頭を絶対に動かさないこと!

スイングの大きさからすると、ハーフスイング(半分のスイング)ですが、ある程度クラブフェースの良いところで打てたら、ボールは思ったよりも飛ぶものです。

男性ならば100ヤード近く飛距離が稼げます。女性ならば60ヤード近くはいきます。

ゴルフコースの各ホールには、Par(パー)と呼ばれる基準打数が決まっています。

Par3ホールならば距離100~180ヤードくらい、Par4ホールならば260~400ヤードくらい、Par5ホールならば450~550ヤードくらいの距離になります。

あなたが、1ホールで目指すスコアは、Par3だったら+3の6打、Par4だったら+3の7打、Par5だったら+3の8打です!これを18ホールトータルのスコアで計算すると、Par72+54の126打ということになります!

いきなり126打というスコアは、初心者ゴルフコース初ラウンドのスコアとしては、たいへん良いスコアです!

ですから、あくまでもこれを目標にして目指すスコアということです!

たとえ1ホール500ヤードであっても、100ヤードずつを5回打てばグリーンに届く!

そこからパターで3回でカップに沈めて、8打であがるという計算になるのわけです!

しかし、コースというのは至るところ傾斜だらけなので、練習場のマットの上のように平らではなく打ちにくいところがたくさんあります。

そこでは、初心者が無理していきなり大振りするよりは、ハーフスイングで振ったほうが空振りせずに当たる確率も高くなります。

そして、どうにかグリーンの近くまでボールを運べたら、振り幅を徐々に小さく調整していきます。

かなりグリーンに近いところまでいったらパターというクラブに持ち変えてボールを転がしていきます

パターというクラブはボールを転がすこと専用に作られたクラブです!

ゴルフプレーのなかでは大変重要な役割を果たすクラブなので、早速いきなり自宅で練習できるように、2000円位で売っている2メートル位のパターマットを買ってきょうから練習しておいて下さい!

これが、基本的なボールの進め方です。9番アイアンがある程度当たるなあという感触があれば、7番アイアンを使ってみても良いでしょう。ちなみに、9番アイアンよりも7番アイアンのほうが、もう少し飛距離が稼げます。

いきなりコース対策 ルールマナー編

打つ順番

コースのスタートホールでは、クジ引きやジャンケン、Teeのトスなどで、打つ順番を決めて、ティーショットします。

引用:https://golf-jalan.net

第2打目以降は、第1目の飛距離が出ていない人から打ちます。そう!一番飛ばなかった人から打っていくということです!グリーンまでの残り距離が多い人から打っていかなければなりません。

ですから、コースでは自分のボールがどこにあるか、同伴競技者のボールがだいたいどの辺りにあるかを見ておくように、注意しておいて下さい。(ボールの行方は、お互いに見ているようにするのもマナーと言えます!)

初心者ゴルファーは、自分が打つ時には、「打ちます!」と一言発してから打ったほうが、他の人への注意喚起になりますから、出来るだけ実行しましょう!

また、他の人が打つ位置の前には出ないように注意して下さい!特に打つ人の斜め45度前には立たないこと!コースで一番危険なエリアと言われています。

バンカー

短期間でいきなり無理矢理コースデビューしなければならない身としては、いきなり正しいバンカーショットを身に付けることは無理だと思います。

では、コースでボールがバンカーに入ってしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?

答えは、転がして出す!使用クラブは、まずパターが使えるようであればパターを選択して下さい。

打ち方は、普通にパターを打つ時よりも、少し振り幅を大きくします。

ただし、バンカーショットを打つ前には、構えたときに「クラブヘッドを砂に着けてはいけない!」というルールがありますから、ヘッドは浮かせたままにします。(ルール違反の場合は、いきなり2ペナルティーが科せられます)

また、アゴの高い方向には打たず、たとえグリーンからちょっと遠くなるとしても、アゴの低い位置を目がけて打ちましょう!(どうしても、アゴの低い場所がない場合は、サンドウェッジを使って、打ち方はパターの転がしと同じようにしましょう)

初心者は余裕がないですが、打ち終わったら自分の足跡や、ボールを打った跡などをしっかりとバンカーならしできれいに消しておきましょう!

グリーン上

コースでグリーンは、そのホールの最終目的地です。ボールがきれいに転がっていくように、芝は短くカットされています。

ボールの転がりは、微妙な高低差や、足を引きずった跡などにも影響されます。

したがって、グリーン上を歩く時には、いきなり走ったり、ジャンプしたり、足を引きずって傷をつけたりしないように初心者は余裕はないかもしれませんが、出来るだけコース内で一番細心の注意を払って下さい!

同伴競技者のライン(ボールとカップを結ぶ線)の上は絶対に踏まないようにします!



いきなりコース対策 心構え編

スイングの心構えとしては、まずボールをいきなり飛ばそうとせずに上げようとせずに、とりあえず前に前に進めることを考えること!

また、いきなり回りの同伴者と同じようにプレーしようなどと考えないこと!

まわりがドライバーを使っているから、初心者の自分もいきなりドライバーを使わないとカッコ悪いと思わないことです。

1打目から9番アイアンや7番アイアンを持つと、回りの目も気になると思いますが、ゴルフは自分の実力にあったスタイルを貫くものなのです。

ゴルフバックに入っているクラブをどんな順番で使うのか、どのクラブを選ぶのかは、すべて自分が決めるものです。

回りに惑わされないことです!

まとめ Q&A

Q いきなり初心者がコースに行かなければならなくなった場合、短期間で出来る準備の優先順位は?

A 9番アイアンや7番アイアンでのハーフスイングの練習

パターマットを購入して、自宅で毎日パッティングの練習

ラウンドするコースのホームページなどで、服装ドレスコードのチェックをする!

ユウジン
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ユージン
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