グリップは単にデザインで選ぶのではなく、その機能をしっかりと理解した上で選ぶことが大切です。グリップの選び方で気を付けておきたいポイントのひとつはグリップのサイズです。
あなたがいくら高品質な高級高額クラブを購入したとしても、グリップの太さが自分に合っていなければショットにブレが生じます。グリップのサイズが合っていれば、ショットの感覚や球筋はかなり変わってきます。
手の大きさに合ったグリップを装着することは、とても重要なことなのです。
自分の手の大きさに対して太めのグリップや細めのグリップを選ぶことで、ドライバーの球筋への影響がかなり大きいものになるということを意識しておいて下さい!
それでは、グリップの選び方やグリップ交換の注意ポイントについて、考えていきましょう。
グリップの選び方は自分の手の感覚で!
グリップのサイズが合っているかどうかによってボールは変化していきます。グリップの太さが手首の動きや腕の動きに関係するからです。手首の動きや腕の動きに大きく影響し、クラブヘッドの動きに影響を与えるからです。
一般的なクラブには、男性は太めのグリップが装着されており、女性やジュニアのクラブは細めのグリップが装着されています。
しかし、男性でも手の小さい人や女性でも手の大きい人はいますので、手の大きさや感じ方というのは、人それぞれ異なります。
太いグリップとか細いグリップといっても、握った時の自分の感覚で選ぶしかありませんから、クラブを購入する際には、男性用女性用を問わず、いろんなクラブのグリップを握ってみて、握りやすいと思えるものを探してみましょう!
グリップの太さが、自分に合っているかどうかは、グリップを握った時に手のひら全体がグリップに密着して巻き付くような感覚になるのがベストです。
もし、今使っているクラブのグリップがしっくりこないと思ったら、グリップ交換を考えてみましょう!
グリップはゴルフショップで簡単に交換することができます。費用は、工賃込みで1本1500~2000円前後です。
交換の際は、どんな感覚にしたいのかをショップで相談してみるとよいでしょう!
太めが好みの方は接着両面テープを2重、3重に巻く事でより太くする事も可能です。
自分で交換することも出来ますが、ショップでグリップ交換に慣れているプロにやって頂くことをおすすめします!
グリップの太さ細さの影響
グリップは 車のタイヤのように磨耗して磨り減るものですし、温度、紫外線、汗、油などの汚れの影響を受けて、時間の経過と共に劣化する性質があります。
従って、使用頻度にも依りますが 2年に一度くらいは 新しいものに交換することが望ましいです。
そこで、グリップを選ぶ上での注意点、装着時に考慮すべきことなどについてチェックしておきましょう。
一般的に、グリップが太くなるほどコックはしづらくなり、ヘッドが走り難くなるのでヘッドスピードはダウンしますが、方向性は安定する傾向があります。方向性を重視する場合は太めのグリップがおすすめです。
逆に飛距離重視の場合は細めのグリップに換えて、ヘッドスピードを上げると良いとされています。
女性ゴルファーもグリップサイズ確認を!
昨今、日本女性の身長は大きくなり、手足も大きくなり、指も長くなっています。
しかし、実状その事はあまり考慮されていません。
相変わらずレディースゴルフクラブセットのサイズ感覚は、30年前とほとんど変わっていません。
シャフトの長さ、グリップのサイズはそろそろ調整が必要な時代になっているのは明らかです。
しかもレディースゴルファーは一般的に手の甲が薄いことが多く、それだけ考えてもグリップが細すぎる事は、手の甲からしっかり強く握る事が出来なくなります。
手の力やグリップはゴルフクラブとの唯一コンタクトしている部分です!
意志が入ったボールを打つ為に、意志のあるクラブヘッド操作をつかさどるのは手になります。
その手にしっかり力が入るようにするためには、グリップの太さを調整する、グリップ交換をぜひ検討するべきです!
グリップの選び方は重要なメンテナンスポイント
ゴルファーがグリップに求めている事のアンケートを取った結果、1位は握った感覚、2位は滑らない物でした。
そこで、人気グリップメーカーが注目したのが、グリップ密着度が高いこと、 ショック吸収性が高いこと、優れたホールド感、優れた高耐摩耗性、優れたクリーニング性能などのポイントです。
ショック吸収性が高い・・・確実に手首や体にかかる負担を軽減させて、関節炎や手首の痛みを解消し、痛みに悩むゴルファーにも楽しくプレーをしてもらえるような性能
グリップ密着度が高い・・・よりよいスコアに繋がる、スムースな力まないスウィングを実現するために、グリップの握り過ぎを防止させる効果がアップすること
優れたホールド感・・・しっとりとしたホールド感とトルクをおさえた硬度設定、“柔らかさの中に芯がある” 究極のグリップです。「グリップはソフトに握る」のが基本です。手に吸いつくような信頼の持てる握り心地を自然に体感できて、飛距離のアップや方向性の向上にも役立ちます
優れた高耐摩耗性・・・従来のグリップの耐摩耗性能を飛躍的に向上させ、合成ゴム素材の経年劣化の生じない高耐摩耗性・経時変化解消は、グリップの交換頻度を限りなく少なくし、優れたコストパーフォーマンスの実現に繋がる。
優れたクリーニング性能・・・汚れが付きやすく・落ちづらいを解消し、簡単なお手入れだけで新品のようなホールド感と色の変化を復元する事を可能にする。優れた高耐摩耗性能と優れたクリーニング性能を合わせ持つ事で 「新品の感覚を長く・きれいな色で使用できるグリップ」として満足いくグリップである。
これらのポイントをクリアして開発されているグリップの発売により、今、プロゴルファーにもアマチュアゴルファーにも大人気のグリップは、色のチョイスも増えて、選び方も増えて欠かせないゴルフクラブの楽しみでもあり、大切なメンテナンスポイントにもなっているのです。
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まとめ Q&A
Q グリップの交換が必要なのは、どんな時ですか?
A まずグリップは 使用していると磨り減るもので、温度、紫外線、汗、油などの汚れの影響を受けて、時間の経過と共に劣化する性質があります。
従って、普通の使用頻度でも2年に一度くらいは 新しいものに交換することが望ましいと思います。
また、ボールの曲がりの修正や飛距離アップのためにグリップを換えることも大切なメンテナンスポイントです。
一般的に、グリップが太くなるほどコックはしづらくなり、ヘッドが走り難くなるのでヘッドスピードはダウンしますが、方向性は安定する傾向があります。方向性を重視する場合は太めのグリップがおすすめです。
逆に飛距離重視の場合は細めのグリップに換えて、ヘッドスピードを上げると良いとされています。
もし、今使っているクラブのグリップがしっくりこないと思ったら、積極的にグリップ交換を考えてみましょう!
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