ゴルフ初心者におすすめ!アプローチは「ゆるめない」練習をせよ!

「まずは、飛ばしたい!」「できればまっすぐ飛ばしたい!」「願わくば、あいつより飛ばしたい!」と、飛ばしたい願望はどんどん膨らむ一方!それが、ほとんどの初心者ゴルファーの気持ちですよね!

しかし、ゴルフは最終的にはスコアで決着がつく競技なので、ドライバーショットの飛距離は、アドバンテージにはなり得ても、スコアを良くするために直結しているかと言うと、そうも言い切れないところがあります。

スコアに直結するショットと言えば、パッティングとアプローチショットでしょう!

「100の壁」をクリアしたいと願っている初心者ゴルファーには、なおのことです!たとえドライバーショットでフェアウェイセンターにナイスショットを打ったとしても、グリーンに近づいてから乗せるまでに3打も4打も費やし、グリーン上では3パット、4パットを連発してしまうようでは、100の壁は永遠に立ちはだかることになるでしょう!それは困りますよね。

アプローチショットで大切なキーワードは「ゆるめない!」こと。初心者ゴルファーには、アプローチショットの打ち方についてしっかりと考え方を変えて頂きましょう!

アプローチの初心者自己対処法

ユージン
美味しいゴルフしてますか!ゴルフスイングコーディネーター山田友人です!(@yj_golfrecipe

アプローチショットで悩んでいる初心者ゴルファーはとても多く、自己分析をしながら、ああでもないこうでもないと工夫しながら悪戦苦闘している姿をよく目にします。

一部のアマチュアの皆さん自己対処法をのぞいてみましょう!

Aさんの場合

アプローチ初心者が練習法としてまず、ショートアイアンでのアプローチ練習です。9番以下のインパクトしやすいアイアンで距離感を掴んでいくのがポイントで、狙ったところに「集中して寄せていくこと」で、徐々にスイング幅やヘッドスピードに対しての「飛距離を体に叩き込んでいくのがコツ」です。あくまでベストなライでの話ですが、ショートアイアンの精度なら、30~50ヤード位のアプローチは練習すればすぐに距離感を掴めるようになるはずです。限られた練習の中で私ができたことは、「クラブの振り幅に対しての距離感を掴む」ということでした。

Aさんへの寸評

狙ったところに「集中して寄せていくこと」とか、「飛距離を体に叩き込んでいくのがコツ」とか、かなり気合いと精神論でアプローチショットを克服しようと苦労されている様子ですね!

「クラブの振り幅に対しての距離感を掴む」ということに気づかれたのは正しいと思いますが、もっと打ち方に対しての考え方を変えないと、常に一定のアプローチは身につきませんよ!

Bさんの場合

引用:http://www.golf-with.com

アプローチの練習法としては、ボールの落下地点を10Y、20Yと決めて、SWから8Iまでのクラブで、転がすように打つ事です。短いクラブはボールが上がってランが出ない、長いクラブはボールが低くなりランが出る訳ですが、これは1本のクラブでもロフト角を調整することでもちろん対応は可能です。しかし初心者の内は同じようにスイングすることに集中して、ボールの高低や飛距離はクラブに任せましょう。ドライバーで250ヤード飛ばすのも、アプローチで10ヤード転がすのも同じ1打です。適当にならない様に普段の練習から距離感を養っておきたいです。

Bさんへの寸評

「SWから8Iまでのクラブで、転がすように打つ事です」と言われていますが、これは正しいと思います。

しかし、アプローチでクラブをあまりコロコロ変えることには賛成出来ません!「初心者の内は同じようにスイングすることに集中して」と書かれていますが、それならば尚更、クラブは1本か2本に決めてアプローチすべきです!

Cさんの場合

引用:http://golferpop.com

知人に指摘されたのは手首を反して打っているということでした。手首で打つのでダウンスイングも速くなり方向も安定しないということです。アドバイスは、「手首を動かさずボディターンを使うように」と上達法を教わりました。「腰の回転を意識して打つ」とダウンスピードも落ち着き、方向も安定しました。「バックスイングの速度」を自分で調整できると、距離の調整もできるようです。また、短い距離のアプローチではスタンスを心持ち狭く構え、グリップを短く持ちパターをイメージしてストロークするようにということでした。打つ時もピンを狙うのではなく、ボールの転がる距離を想定してボールの落とし所を決めます。

Cさんへの寸評

出ました!いつでもどこでも「ボディターン」と「腰の回転」を使いたがるゴルファー!「ダウンスピードも落ち着き、方向も安定しました」と書いておられますが、「バックスイングの速度を自分で調整できると、距離の調整もできるようです」と言われていますね!これ、すごく矛盾した打ち方であり、まだまだCさんのアプローチの闇のトンネルは続きそうです、残念!

Dさんへの場合

私がアプローチ初心者だった時、グリーン外からカップになかなかボールが寄せられず苦労しました。見かねて一緒に回ったシングルプレイヤーさんから、ボールを上げる上達法のコツは「ボールの真後ろにウェッジを斜め上からコツン!と入れる」イメージだとアドバイスをもらったところ、嘘のようにボールが上がって感激したことを覚えています。アイアンもしかりですが、クラブでボールをなぞるイメージではなく、「斜め上からゆっくり前に押し出す」イメージです。

Dさんへの寸評

「ボールの真後ろにウェッジを斜め上からコツン!と入れる」イメージ!もっとも危険なやり方!結果は「トップしてグリーンオーバー!」か、「ザックリ!」でボールが10cmしか動かない!なんてことになる確率90%以上!

「アイアンもしかりですが、クラブでボールをなぞるイメージではなく、斜め上からゆっくり前に押し出すイメージです」というイメージは、すべてのショットにおいて危険満載なイメージで、怖すぎます!

アプローチは「ゆるめない」練習をせよ!

引用:http://www.sanspo.com

初心者ゴルファーの皆さん!ここで、ゴルフスイングに対する考え方をしっかり変えて下さい!

ボールを飛ばしたい(ドライバーショット)時には、チカラをぬけ!

ボールを飛ばしたくない(アプローチショット)時には、チカラを入れろ!

つまり、アプローチは近い距離を打つから「チカラは要らない」と考えるのがすべての失敗の大きな原因です!

アプローチのアドレス~スイング方法

  • グリップは(距離に応じて)短く持ちますが、握るチカラは普段のショット時の2倍くらいのチカラで握る

    引用:http://www.golfdigest.jp

  • スタンスは狭くして、両膝かあまり離れすぎないようにする。重心は左足8:右足2にして体重移動はさせない
  • 腕の両肘を両脇にしっかり引きつける!両手首を固めて、両腕前腕と胸で出来る三角形を崩さずチカラを入れる
  • 肩と前腕と胸で出来る三角形だけを動かす!腰や膝の動きを止めておくこと!
  • まずは、右腰から左腰まで動かしてみましょう!当然ですが、頭、目線は絶対に動かさないこと!

まとめ Q&A

Q グリーンまわりに来ると、アプローチショットが怖くてたまりません!バンカーなどの障害物がない限り、パターで打ってしまいますが、ダメでしょうか?

A パターを選択して転がしていくことは、悪いことではなく、むしろ積極的に使うべきです!

しかしパターで転がすからといって、適当に簡単に打ってはいけません!上記のアプローチのアドレスに従ってグリップのチカラ、足のチカラをしっかり入れて構えることを忘れずに練習することです!

ユージン
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ユージン
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