ゴルフレシピ スイング基本編Vol.5 まっすぐ打てるアドレスとは?

ユージン
おいしいゴルフ楽しんでますか?

ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)

ゴルフレシピ スイング基本編も5回目となりました。

前回はまっすぐ打てるグリップとは、クラブフェースの向きと右手のひらの向きを一致させること!

右手を下から握る、いわゆるストロンググリップを意識して下さい!

右手のひらとクラブフェースの向きを一致させることにより、

ターゲットラインにしっかりとクラブヘッドをストレートに動かすことが

出来るようになる!

ということをお話いたしました。

そのような意識でグリップの型が決まってきたら、

そこからアドレス、構えを作っていきましょう!

そこで今回のテーマは、

「まっすぐ打つためのアドレスとは?」

まっすぐ打てるアドレス構えとはどんな形なのか?

良いゴルフをするためには、絶対にチェックしておかなければならない

重要なポイントについてお伝え致します!

最後までごゆっくりお楽しみに!

背筋を伸ばせ!頭を上げろ!

著者が学生の頃、ベテランのプロゴルファーからよく言われた言葉

「ラウンド中に調子悪くなったら、

ヘタなこと考えるより空を見て深呼吸しろ!

ガックリして頭をうなだれてないで、顔をあげて元気をだせ!

という精神論かと思いきや!

それだけではなかったのです!

空を見て深呼吸する!

どんな姿勢になるかやってみて下さい。

ここには、ゴルフのアドレスに必要不可欠で重要なポイントが

全部入っています。

そのポイントとは?

  • 背筋を伸ばす(少し反るくらいの気持ち!)
  • 頭を一番高い位置に上げる
  • 胸を開く
  • 肩のポジションをまっすぐにする
  • アゴを上げる
  • 骨盤の位置を高くする
  • 膝の高さを上げる

全身ストレッチ効果で余分なチカラが抜けるから、力みをとってくれる!

スイングがいつも決まらず、バラバラになっている人は

上記ポイントの逆をやっているのです!

つまり、

  • 背筋が丸くしている
  • 頭の位置が下がっている(ボールを見過ぎ!)
  • 胸をすぼめている
  • 肩のポジションが胸の方に下がっている
  • アゴを引きすぎている
  • 骨盤の位置が後傾してお尻が下がっている
  • 膝を下げすぎてしまう

当然、全身ガチガチにチカラが入って、クラブをなめらかに振ることは不可能!

鏡やスマホで、自分の姿を今すぐチェックしてみて下さい!

ターゲットラインと平行に構える

この「ゴルフレシピ スイング基本編」では、ボールをまっすぐ打つために大切なポイントチェックをしています。

そして、もっとも大切と言っているのが、ターゲットラインのチェックです!

このことに関しては、ゴルフレシピ スイング基本編Vol.3

で、確認して下さいね!

アドレス(構え方)に関しても、

ターゲットラインを無視するわけにはいきません!

ターゲットラインとは、100m走や競泳のレーンと同じで、

そのラインがなければゴールに向かって一直線には進めません。

ゴルフコースでは、陸上トラックやプールのように、目に見えるロープやラインがあるわけではないので、

あくまでも自分でイメージして、

目に見えないラインを想定しなければなりません

ちなみに、ゴルフコースではショットをする時、

目標に対して目印になるものを置くことは、ルール上禁止されています。

ですから、プロでも練習の時には

スティックや紐などを置いて、

ターゲットラインの感覚をしっかり身に付けることを習慣にしているのです。

普通の練習場は、

ショットマットやスタンスマットで打席がセパレートされているために、

必然的にターゲットラインが出来ています。

ですから、あまりなにも考えずにそれなりにターゲット方向に向いてスイングしていると思いますが、

漠然と、いい加減にターゲットを決めてスイングしていても

いい練習はできません!

必ずボールの真後ろに立って

マットの向き、ボールが飛んでいくであろう飛球ラインをしっかり認識してから、スイングをして下さい!

さて、ターゲットラインの確認ができたら、

セットアップ、アドレスを作っていきます!

PGA 基本ゴルフ教本より

セットアップの手順

  • 両足をそろえて立ちます(身長を測る時のように背筋をまっすぐに!)
  • 両足の爪先の幅を肩幅に開きます
  • 両足の付け根(股関節)を後ろに押すようにお尻を少し突き出します
  • 背筋はのばしたまま、前傾姿勢をつくります
  • 頭は下げないようにして、できるだけ高い位置におきます
  • 腕のチカラを抜いて、肩から両腕を地面に対してダランと下げます
  • 手の位置が口の下あたりにくるように両手を合わせてグリップを作る
  • 両膝の膝頭をほんの少し前に出します
  • カラダの重心は、土踏まずから母指球のあたりにかけます

手順にしたがってアドレスのかたちが何となくできたら、

両足爪先を結んだライン、胸の向き腰のラインが、

想定したターゲットラインに対して、平行になっているかチェックして下さい!

PGA 基本ゴルフ教本より

もう一つ大切なのは、「背骨」をまっすぐに伸ばすことです。

背中を丸くしないことが重要です!

そうは言っても、

「もともと猫背ですから」とか

「腰痛があるので背中をまっすぐにするのはつらい」だとか、

個人個人の体型によってなかなか理想通りには

背中をまっすぐには出来ないとは思いますが、大切なのは、

「背中をまっすぐにするぞ!」という意識を忘れないようにすることです!

頭の位置を出来るだけ高い位置にセットすることを意識しましょう!

まとめ

しつこいようですが、今回もターゲットラインをしっかり意識して下さい!

ターゲットラインに対して、カラダのライン(肩、腰、爪先)を平行に構えられなければ、ボールをまっすぐ飛ばすことは、かなり確率が低くなってしまいます。

また、これからお伝えしていくスイングの動きについては、背骨をまっすぐにすること、背筋を伸ばすことが、大変重要なポイントとなってきますので、是非ともチェックをお忘れなく!

こちらの記事もご覧下さい⇒ゴルフレシピ スイング基本編Vol.4まっすぐ打てるグリップとは?

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