![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2018/03/1485163091-330647_1.png)
パッティングはボールの回転!
パッティングのお話をする前に、みなさんに確認しておいて頂きたいことが
あります!
それは、ゴルフボールの大きさ、直径と円周のお話です!
数学苦手!なんていう人も、これだけは押さえておいて!
ゴルフボールの直径は、ルールで定められた数値は1.680インチ以下=
42.67mm以下(4.26cm以下)と決められています。
円周に換算すると、直径×3.14で計算して、133.9838mm以下(13.3cm以下)
とされています。
このサイズの数字を頭に置きながら、イメージをつくると、パッティングの
距離感をつかみやすくなります。
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2019/02/images-53.jpg)
具体的にどういうことかというと、ショートパット1mのパットを沈める時、
ボールを何回転させるとホールカップに届きますか?
複雑なラインの条件などは考えずに、平らなラインでの計算上で
イメージしやすい数字で考えると、
直径4.25cmのボールは、1回転すると13.3cm進みます。
つまり、1mの距離をカップインさせるためには、
100cm÷13.3cm=7.5回転と言うことになります!
よろしいですか?
1mのパットをカップインさせるには、ボールを7回転半させればよいのです!
イメージできましたか?
パッティングの基本は、ボールを転がすということです!
カップにむかってボールをバチン!っと打つのではなく、転がすのです。
1mのパットは、7回転半!
2mのパットならば、15回転させる!
ショートパットを確実にカップインさせるコツは、ボールを距離に応じて
回転させる!ということです!
カップインのコツ!
パッティングは、ボールをパチン!っと打つのではなく、転がすのだという
ことが、おわかりいただけましたか?
そんなこと今まで考えたことなかったよ!という人のほうは多いはず!
そして、確実にカップインさせるためには、きれいなタテ回転をさせること!
パッティングのスタイルが様々あったり、グリップの形、はたまたパターの
形状やシャフトの長さなどなど、いろいろあっても、その目的は?
確実にカップインさせるため、ボールをきれいにタテ回転をさせることです!
では、そのためのポイントをお伝えします。
ボールのラインを活用する!
皆さんは、ボールに付いている文字やラインを活用していますか?
コースで、無頓着にボールを置いて打ってしまう人を見かけますが
ボールにデザインされている、ラインをしっかり認識して活用するだけでも
ショートパットに限らず、パッティングの精度を上げることにつながります!
最近発売されているキャロウェイのボールなどは、とても使いやすいラインが
しっかりとデザインされていますよね!
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2021/11/キャロウェイ-2020年クロムソフトボール11-1-300x200.jpg)
これならば、ボールの回転がきれいに確認できますよね!
ここまでのデザインはされてなくても、目印となるストレートのラインは必ず
入っているものです。
そのラインを、ターゲットにしっかり合わせることを、手間を惜しまずしっかり
やってみてください!これが重要なコツです!
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2021/11/ダウンロード-10.jpeg)
ボールのラインを合わせたら、次はパターのヘッドにデザインされたラインを
ボールのラインに合わせます!これで正しくセットアップ!
ストロークの練習!
ボールのラインと、パターヘッドのラインを一直線に合わせたら、
まずは、ボールを1回転だけ転がす練習をしてみてください!
パターヘッドの動きは、ほんのちょっとだけでボールは1回転します。
これが、13.3cmのショートパットの打ち方!
2回転させれば30cmのショートパットの練習。
というように、ボールを回転させることに集中してみて下さい!
そして、ボールにデザインされたラインがまっすぐに転がっているかも
チェックしてください。
この練習を続けて、7回転半させると1mのパットを確実にカップイン
できるようになってきます!
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パッティング動作のコツ
通常のスイングの場合も、パッティングストロークをおこなう時でも
カラダの中心、軸を安定させることは重要です!
スイングの軸を安定させるためには、頭の位置や目線をなるべく動かさない
ことが重要ですが、パッティング動作で軸を安定させるために重要なのは
下半身の安定!
つまり、お尻を動かさないようにすることです!
昔から「パットに型無し!」といわれるほど、パッティングスタイルは
いろいろあります。
たとえば、重心を低くする、前傾を深くする、という人もいれば
まったく逆にかかと重心で上体を起こしている人もいます。
これは、本当に自分にあった方法を探し当てるしかありません!
プロゴルファーが、夜遅くまでパッティング練習をするのも
必死で自分にもっとも合う方法を探っているのです!
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2018/04/thN9AOIO5D.jpg)
でも、パッティングの名手と呼ばれる人に共通しているのは、下半身が
どっしりしていること!
それには、お尻の位置を動かさないこと!
お尻が動かなければ、軸が安定します。
軸が安定すれば、ヘッドの動きが安定してボールの回転もきれいになります!
お尻を動かさない!これがパッティング動作のコツです!
まとめ
いかがでしたか?
パッティングの基本は、ボールを転がすということです!
カップにむかってボールをバチン!っと打つのではなく、転がすのです!
直径4.25cmのボールは、1回転すると13.3cm進みます。
これを頭において、7回転半させると1m転がる!という基準を作って下さい!
ボールを回転させるということに集中すれば、ショートパットを確実に
カップインさせることが可能になります!
そして、お尻を動かさない!
これがパッティング動作のコツです!
プロゴルファーも日夜パッティング練習を繰り返しています!
少なくともスコアの半分は、パッティングです。
アマチュアゴルファーにとっては、ロングパットの距離感をつかむ練習よりも
ショートパットを確実にカップインさせる練習を繰り返すことを
強くおすすめ致します!
こちらの記事もご覧下さい⇒ラフから簡単に脱出できるコツってあるの?
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ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)
2021千葉県習志野カントリー倶楽部で開催されたUSPGA主催
ZOZOチャンピオンシップでは、松山英樹選手が見事に優勝!
ショットの精度の高さに加えて、見事なパッティングで他の選手をよせつけず!
決勝ラウンドは完璧なプレーで、感動させられましたねえ!
この優勝を見るに付け、パッティングの大切さを痛感しました。
松山英樹選手のように長い長いイーグルパットをガンガンきめるというのは
なかなか大変なことですが、せめてショートパットを確実にきめることが
出来れば、スコアアップにつながります!
そこで今回は、「ショートパットを確実に入れるコツってあるの?」
というテーマで、ショートパットを打つ前の心構えについてお伝えします!
さあ、今回も最後までしっかりとチェックして、スコアをまとめるための、
重要なヒントをつかんでください!