ゴルフトレーニンググッズは、たくさんあります。実際にゴルフスイングに直結したトレーニンググッズは、持て囃され、ヒット商品になっているようです。練習場でも、カラダに着けたり、足元に置いたりして、積極的に活用している姿を見かけます。一見、上達へのトレーニングを積んでいるようですが、筆者には逆に見えることがあります。いわば、グッズ依存症状態の人!本番でグッズは使えませんから、こういう依存症ゴルファーは、コースで不安感が増えてしまう。大事なのはグッズを使って、その感覚を筋肉に記憶させることです。その筋肉をトレーニングしなければ、どんなに練習しても無駄になってしまいます。筋肉トレーニングのために役立つグッズ、それがチューブです。様々なチューブがあります。おすすめのチューブを使った肩甲骨と股関節のトレーニングについて紹介致します!
ゴルフスイングで意識すべき筋肉
スイングの動作のなかで、それぞれポイントになってくる筋肉があります。
どの筋肉が重要でトレーニングしておきたいかを、チェックしてみましょう。
アドレス・・・腹直筋 脊柱起立筋 大殿筋
バックスイング・・・脊柱起立筋 腹斜筋 中殿筋 前脛骨筋 内転筋
ダウンスイング・・・脊柱起立筋 腹斜筋 大殿筋 大腿四頭筋 ハムストリングス
インパクト・・・脊柱起立筋 腹斜筋 大殿筋 大腿四頭筋 ハムストリングス
フォロースルー・・・脊柱起立筋 腹斜筋 大殿筋 ハムストリングス
フィニッシュ・・・前脛骨筋 腓腹筋 ハムストリングス
チューブトレーニングの効果
チューブを使用してトレーニングすることで、奥深くにある筋肉であるインナーマッスルを鍛えることができます。
なんでチューブトレーニングでインナーマッスルが鍛えられることができるのか?
チューブを使用すると引っ張られますよね?その引っ張られる力に対抗するときにインナーマッスルに刺激・負荷がかかり鍛えることができます。
では、インナーマッスルを鍛えることでどのようなメリットがあるのか見ていきましょう!
チューブトレーニングは女性が行う上でも、メリットがいっぱいあると言われていますので、詳しく見ていきましょう。
インナーマッスルを鍛えると大きな筋肉(大胸筋・大臀筋・背筋など)が太くならなくても中にある筋肉が鍛えられ、筋肉の密度が上昇し、基礎代謝量が上がります。
チューブトレーニングではインナーマッスルが鍛えられることにより、筋肉の柔軟性が増し、モデルさんのようなしなやかな体を作ることができます。
インナーマッスルを鍛えれば背筋が伸び、歪みのない身体にすることができます。
チューブの選択は、トレーニング内容によって異なるので、目的に応じて選ぶことが大切です。また、強度も様々なものがありますので自分にあったものを選びましょう。
チューブの種類には以下の3種類があります。
- 細くて丸状の長いチューブ
- 幅の広い平べったい長いチューブ
- 輪状の平べったいチューブ(バンドチューブ)
メリット
チューブトレーニングはインナーマッスルを鍛えられることで、メリットは以下の通りです。
- 基礎代謝量がアップして食べても太りにくい体に!
- しなやかな筋肉を作る
- 姿勢が良くなり、美しいスタイルに!
- 簡単・手軽に行える
肩甲骨のチューブトレーニング
チューブは、女性でも男性でも年配の方にもピッタリな運動が出来るお手軽ダイエットグッズです。自宅に1つあると色々な部位をお手軽に鍛える事が出来て重宝します。
そんなチューブを使ったトレーニングですが、肩甲骨や肩の筋肉をほぐして鍛えることも可能です。
肩凝りがちな方(=ゴルフスイングではトップとフィニッシュの位置が不完全になる人)に、特にオススメしたい肩甲骨周辺のエクササイズ方法をご紹介します。
肩こりは姿勢の悪さなど様々な要因が絡んでいますが、現代人はパソコン作業やスマホ利用など前傾姿勢になる機会が多く、猫背になりがちです。背中側の筋肉は必然的に前へと引っ張られ、凝り固まります。
そこで、チューブを活用をすることで、日ごろとは異なる方向へゴムの力で引っ張られることになります。
自身では動かしたり、引っ張ったりすることが出来ない方向へ力がはいるためストレッチ効果が得られ、肩こりの解消に役立ちます。
もちろん本来の筋肉トレーニングの効果もありますので、根本的な肩こりなどの緩和に役立ちます。
デスクワーク中や肩に疲れを感じた際は、定期的にチューブトレーニングエクササイズを行うことをおすすめします。
- 両足を閉じた状態でチューブを踏みます。
- スタンバイのポーズから腕を肩の上くらいまでゆっくりと上げます。
- 肘が曲がってしまわないように注意しましょう。
- 力が分散して背中へのダイエット効果が減ってしまいます。
- ゆっくりとした呼吸を続けながら10回ほど繰り返します。
余裕のある方は2~3セットトレーニングを行いましょう。
股関節のチューブトレーニング
股関節の強化にはいくつかのメリットがありますが、確認してみましょう。
メリット 股関節を強化すると歩きがスムーズになる
足を引き上げる筋肉である腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)を鍛えることで足の上げ下げがスムーズになったりします。
階段の昇り降り、走る、歩くなどの動作がしやすくなることに繋がるので、スポーツしている方だけではなく、日常生活は軽くなると思います。
メリット 腰痛/股関節痛の予防
腰痛などの予防の効果が期待出来ます。大腿骨(太ももの骨)と骨盤の位置関係が改善された
り、骨盤の傾きをアジャストすることにも繋がり、骨盤の位置矯正にもなります。
仰向けに寝てチューブで足踏み
- 仰向けに寝て足にループをかけます
- 腰椎の下(腰の当たり)に手やタオルなどを入れて、それを押しつぶすように腰を地面に押し付けます。
- トレーニング中は常に腰を地面に押し付ける事を忘れないようにしましょう
- 片足のみ曲げ、股関節90°、膝が90°、足首90°になるように曲げます
- 足踏みをするように交互に足を入れ替えます
チューブでオーバーヘッド
仰向けで腰が反らずに足踏みが出来るようになったら今度は立って足踏みトレーニングをします
- 足にループをひっかけ
- 背筋を伸ばして骨盤を立てます
- 立った状態でも床に腰を押し
- 股関節、膝、足首を90°になるようにしましょう
- さらに、タオルか棒を用意します
- 肘を伸ばして肩幅に持ち上げたタオルを頭の真上に来るようにし、腕が胴と一直線になるようにもちます
- 肋骨とお尻が突き出ないように、気をつけながら、同じように繰り返します
まとめ Q&A
Q チューブトレーニングとチューブを使わないトレーニングの違いはどのようなところでしょうか?
A チューブを使うと、奥深くにある筋肉であるインナーマッスルを鍛えることができます。
チューブを使用すると引っ張られ、その引っ張られる力に対抗するときに、インナーマッスルに刺激・負荷がかかり鍛えることができます。
アウターマッスルが太くならずに、インナーマッスルが鍛えられるため、見た目も美しく筋力アップできるトレーニングになるのです。
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