ゴルフをはじめるきっかけは様々だと思います。緑の芝の広々としたコースで、おもいっきりボールを飛ばせたら気持ちいいだろうなあという憧れや、カッコいいウェアでクラブをカッコよく振るモデルさんみたいにプレーしてみたい!いかがでしょうか?でも、いざゴルフと向き合うとなかなか上手くいかないことが多くて、コースへの憧れもちょっとずつ薄れてきてしまったなんていう 初心者ゴルファーも少なくないようです。せっかくコースに出たのに、ツラい思いはあまりしたくないですよね。そこで、無理せずコースでゴルフを楽しめる、おすすめのコースと、コースの活用方法やラウンド方法などを考えてみましょう!
18ホールにこだわらないラウンド
ゴルフ競技は、1ラウンド18ホールの合計スコアで競うものです。
それぞれのホールに基準打数Parが決められています。一般的にPar3ホールが4ホール、Par4ホールが10ホール、Par5ホールが4ホールで、18ホールの合計はPar72となり、パープレーと呼ばれるスコアになります。
アベレージゴルファーはPar72に対して、100前後のスコアでラウンドします。
初心者ゴルファーは、100~120前後でラウンドできるようにはしたいものです。
18ホールをラウンドするということは、トータルして約6kmは歩くということになります。
乗用カートを利用すれば、多少歩く距離は減るのですが、ボールが曲がれば、歩く距離は増えます。いずれにしても最低6kmは歩ける体力は必要だということです。
体力がなくなると、集中力もなくなってきますからせっかく練習して作ってきたスイングをコースで再現出来なくなり、ただ単に終わるまでツラいだけの時間になってしまいます。
そこで、初心者ゴルファーには最初から18ホールをフルにラウンドすることは、あまりおすすめしません!半分の9ホールのラウンドからはじめることをおすすめします。
9ホールのラウンドを体験してみて、自分の体力と精神力がどれくらいあるのかを改めて確認しましょう!
通常コースを予約すると、午前中にスタートして9ホールラウンドしてから昼食をとり、午後の9ホールをラウンドするというパターンになりますが、コースによっては、薄暮プレーと言って、通常のラウンドのお客様が午後のスタートをした後にスタートして、9ホールだけラウンドさせてくれるというパターンもあります。
また、河川敷のコースなどでは、あらかじめ9ホールラウンドのプランを設定しているコースもありますのでおすすめです。
ちなみに、午後からの薄暮プレー9ホールであれば、ラウンド前にしっかり練習場で練習してからスタート出来るというのも、おすすめポイントです!
初心者のコース選びのポイント
練習場では、通常は人工芝のアイアンマットの上からボールを打つことになります。当然平らな状態にボールを置き、スタンスも平らな状態なわけです。
そんなベストな状況でボールを打つことに慣れていると、初心者ゴルファーは、天然芝の上のボールを打つ時、芝が引っ掛かりそうで打ちづらく感じるものです。
それに加えて、ボールの位置や足場に少しでも傾斜がついているとカラダとボールの距離の感覚がつかめず、ボールに当たり損なう場面をよく目にします。
初心者ゴルファーがコースを選ぶ時、まずは出来るだけ平坦な地形のコースを選んだ方が良いです!
まずは、なんといっても天然の芝の上のボールを打つことに慣れなければなりません!したがって、傾斜に対応することを考えずに打てるコースを利用することが条件です。
山岳、丘陵コースは避け、河川敷コースなどの平坦なコースがおすすめです。
「ショートコース」と言われる、比較的気軽にラウンドできるコースもありますが、実際にはショートコースは距離がなくて平らではあっても、コースの幅が狭くて、ちょっとボールを曲げただけでも隣のホールにいってしまったり、逆に隣のホールから打ち込まれたりして危険な状況にもあるので、ショートコースよりは、コースが広く比較的安全性が確保された通常のコースでラウンドすることをおすすめします。
おすすめのラウンド方法
ゴルフは、基本的に個人競技です。そして、審判のいないスポーツと言われ、自己申告を基本にした競技です。
したがって、ある程度のルールやエチケット、マナーというものを身に付けたうえでプレーすることが前提です。
それ故、調子が悪くても自己責任で最後までラウンドを終えなければなりません。
実際にそれが重圧になって、「もうコースには出たくない」なんて思ってしまう初心者もいるわけです。
そこで、おすすめしたいラウンド方法が「スクランブルゴルフ」といチーム戦のゴルフです!
スクランブルゴルフとは?
「ゴルフはじめました!」と宣言すると「じゃあ、今度一緒に行こうよ!」とのお誘いを受けることになるでしょう。
誘われること自体は嬉しいのですが、素直に喜べるというわけでもありませんよね。
クラブを揃え、練習場に通い、ゴルファーらしくなったとしても、ゴルフ場でのコースラウンドするのは別世界です。
そのために「まだ自信がないから」「同伴者に迷惑がかかるから」という理由でコースに出ることに踏み切れない人は多く見られます。
しかし、「練習場でのゴルフはゴルフに非ず!」コースでプレーをして初めてゴルフをやったと言えるわけです!
そこで、そんな心配症の初心者ゴルファーにおすすめなのが「スクランブルゴルフ」です!
スクランブルゴルフとは、4人(複数人)がティショット(第1打)を打ち、その中から1つだけセカンドショットを打つボールを選択します。
チーム全員が同じ場所からセカンドショットを打ち、その中からまたサードショットを打つボールを選択します。
グリーンに乗ったボールも1つだけ選び、同じ場所から全員がパターを打つわけです。
ホールアウトするまでこれを繰り返し、チームとしてのスコアを記録します。
スクランブルゴルフは通常のゴルフと違い、チームプレーのため4人で1つのスコアを記録します。
もし1人がミスしても、仲間の1人がナイスプレーでサポートすればOK。誰か1人にプレッシャーや負担がかかることはありません。
プレーはチーム全員でフォローし合うため、ダフっても、曲がっても、空振りしても、どんなミスをしても恥ずかしくないどころか、逆にテンションが上がります。
ゴルフは数あるスポーツの中でも特にルールが難しいひとつと言われています。
ルールやマナーはある程度知っていることを前提にプレーを進めていくため、聞くに聞けないという雰囲気があります。
ところが、スクランブルゴルフは個人ではなくチーム単位で行動するため、ルールもマナーもチーム全員で確認しながら前に進んでいく余裕があります。
自分だけなにも知らないまま置いていかれるようなことはありません。
スクランブルゴルフであれば、全員でもっとも良い状況のボールを選択しながらスコアを作っていきますから、ゴルフ初心者でも100切り達成出来てしまうわけです。理由はスクランブルゴルフが1人ではなくチーム全員で結果を残すラウンドスタイルだからです。
まとめ Q&A
Q 初心者ゴルファーが楽しくコースをラウンドするのに、押さえておきたいポイントは?
A まず始めは、無理して最初から18ホールをフルでラウンドするのではなく9ホール(ハーフ)ラウンドから始めて、自分の体力や技術を確認してみて下さい。
それから、コースを選ぶ時には、山岳、丘陵コースは避け、河川敷コースなどの平坦なコースがおすすめです。
そして、会社や仲間とのラウンドでは、スクランブルゴルフという方法を提案して、チーム戦で楽しめるゴルフをやってみて下さい!
スクランブルゴルフで仲間と一緒に100切りを達成し、ゴルファーとしての自信をつけることをおすすめします!
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