ショートパットを確実にカップインさせるコツってあるの?

おいしいゴルフ楽しんでますか?

ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)

2021千葉県習志野カントリー倶楽部で開催されたUSPGA主催

ZOZOチャンピオンシップでは、松山英樹選手が見事に優勝!

ショットの精度の高さに加えて、見事なパッティングで他の選手をよせつけず!

決勝ラウンドは完璧なプレーで、感動させられましたねえ!

この優勝を見るに付け、パッティングの大切さを痛感しました。

松山英樹選手のように長い長いイーグルパットをガンガンきめるというのは

なかなか大変なことですが、せめてショートパットを確実にきめることが

出来れば、スコアアップにつながります!

そこで今回は、「ショートパットを確実に入れるコツってあるの?」

というテーマで、ショートパットを打つ前の心構えについてお伝えします!

さあ、今回も最後までしっかりとチェックして、スコアをまとめるための、

重要なヒントをつかんでください!

パッティングはボールの回転!

パッティングのお話をする前に、みなさんに確認しておいて頂きたいことが

あります!

それは、ゴルフボールの大きさ、直径と円周のお話です!

数学苦手!なんていう人も、これだけは押さえておいて!

ゴルフボールの直径は、ルールで定められた数値は1.680インチ以下=

42.67mm以下(4.26cm以下)と決められています。

円周に換算すると、直径×3.14で計算して、133.9838mm以下(13.3cm以下

とされています。

このサイズの数字を頭に置きながら、イメージをつくると、パッティングの

距離感をつかみやすくなります。

具体的にどういうことかというと、ショートパット1mのパットを沈める時、

ボールを何回転させるとホールカップに届きますか?

複雑なラインの条件などは考えずに、平らなラインでの計算上で

イメージしやすい数字で考えると、

直径4.25cmのボールは、1回転すると13.3cm進みます。

つまり、1mの距離をカップインさせるためには、

100cm÷13.3cm=7.5回転と言うことになります!

よろしいですか?

1mのパットをカップインさせるには、ボールを7回転半させればよいのです!

イメージできましたか?

パッティングの基本は、ボールを転がすということです!

カップにむかってボールをバチン!っと打つのではなく、転がすのです。

1mのパットは、7回転半!

2mのパットならば、15回転させる!

ショートパットを確実にカップインさせるコツは、ボールを距離に応じて

回転させる!ということです!

カップインのコツ!

パッティングは、ボールをパチン!っと打つのではなく、転がすのだという

ことが、おわかりいただけましたか?

そんなこと今まで考えたことなかったよ!という人のほうは多いはず!

そして、確実にカップインさせるためには、きれいなタテ回転をさせること!

パッティングのスタイルが様々あったり、グリップの形、はたまたパターの

形状やシャフトの長さなどなど、いろいろあっても、その目的は?

確実にカップインさせるため、ボールをきれいにタテ回転をさせることです!

では、そのためのポイントをお伝えします。

ボールのラインを活用する!

皆さんは、ボールに付いている文字やラインを活用していますか?

コースで、無頓着にボールを置いて打ってしまう人を見かけますが

ボールにデザインされている、ラインをしっかり認識して活用するだけでも

ショートパットに限らず、パッティングの精度を上げることにつながります!

最近発売されているキャロウェイのボールなどは、とても使いやすいラインが

しっかりとデザインされていますよね!

これならば、ボールの回転がきれいに確認できますよね!

ここまでのデザインはされてなくても、目印となるストレートのラインは必ず

入っているものです。

そのラインを、ターゲットにしっかり合わせることを、手間を惜しまずしっかり

やってみてください!これが重要なコツです!

ボールのラインを合わせたら、次はパターのヘッドにデザインされたラインを

ボールのラインに合わせます!これで正しくセットアップ!

ストロークの練習!

ボールのラインと、パターヘッドのラインを一直線に合わせたら、

まずは、ボールを1回転だけ転がす練習をしてみてください!

パターヘッドの動きは、ほんのちょっとだけでボールは1回転します。

これが、13.3cmのショートパットの打ち方!

2回転させれば30cmのショートパットの練習。

というように、ボールを回転させることに集中してみて下さい!

そして、ボールにデザインされたラインがまっすぐに転がっているかも

チェックしてください。

この練習を続けて、7回転半させると1mのパットを確実にカップイン

できるようになってきます!

パッティング動作のコツ

通常のスイングの場合も、パッティングストロークをおこなう時でも

カラダの中心、軸を安定させることは重要です!

スイングの軸を安定させるためには、頭の位置や目線をなるべく動かさない

ことが重要ですが、パッティング動作で軸を安定させるために重要なのは

下半身の安定!

つまり、お尻を動かさないようにすることです!

昔から「パットに型無し!」といわれるほど、パッティングスタイルは

いろいろあります。

たとえば、重心を低くする、前傾を深くする、という人もいれば

まったく逆にかかと重心で上体を起こしている人もいます。

これは、本当に自分にあった方法を探し当てるしかありません!

プロゴルファーが、夜遅くまでパッティング練習をするのも

必死で自分にもっとも合う方法を探っているのです!

でも、パッティングの名手と呼ばれる人に共通しているのは、下半身が

どっしりしていること!

それには、お尻の位置を動かさないこと!

お尻が動かなければ、軸が安定します。

軸が安定すれば、ヘッドの動きが安定してボールの回転もきれいになります!

お尻を動かさない!これがパッティング動作のコツです!

まとめ

いかがでしたか?

パッティングの基本は、ボールを転がすということです!

カップにむかってボールをバチン!っと打つのではなく、転がすのです!

直径4.25cmのボールは、1回転すると13.3cm進みます。

これを頭において、7回転半させると1m転がる!という基準を作って下さい!

ボールを回転させるということに集中すれば、ショートパットを確実に

カップインさせることが可能になります!

そして、お尻を動かさない!

これがパッティング動作のコツです!

プロゴルファーも日夜パッティング練習を繰り返しています!

少なくともスコアの半分は、パッティングです。

アマチュアゴルファーにとっては、ロングパットの距離感をつかむ練習よりも

ショートパットを確実にカップインさせる練習を繰り返すことを

強くおすすめ致します!

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ユージン
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