ここがすごいぞ稲見萌寧プロ!
稲見萌寧(いなみもね)
世界中のどこでも覚えてもらいやすいように
という意味合いで「モネ」と名付けられた。
1999年7月29日生まれ
東京都豊島区出身
血液型 A
身長166センチ
2018年プロ入り
2019年7月28日、19歳最後の日「センチュリー21レディス」最終日。
決めれば優勝、外せば三つ巴のプレーオフという3mのバーディパットを沈めてトータル9アンダーでうれしい初優勝を挙げた。
天高く右腕を突き上げた稲見萌寧。
小学校4年生でゴルフをはじめ、中学生となって「毎日練習する」と自分に課してからは、よほどの予定がない限り一日も欠かさずクラブを振ってきた。
「一日10時間練習するのが、当たり前でした!」
その根底にあるのは
「世界一になるには世界で一番練習する」
という気持ち。
今でも「練習をしていないと不安」があるという。
オリンピック2020の放送の中でも、何度も何度も触れられていたのが、
「彼女は完璧主義!」
「それを自分で言えるってすごいですね!」
そんな会話。
その通り!
誰にも負けないくらい練習している!
という自覚と実績が無い限り
そうそう簡単に言えることではない!
これはすごいぞ!稲見萌寧!
では、稲見萌寧プロは一体どんな練習をしているのでしょうか?
無駄にボールばかりをたくさん打って、満足して結果がでないとお嘆きの
アマチュアゴルファーのみなさん!
稲見プロの練習をしっかり参考にしてみて下さい!
稲見萌寧プロ強さの秘密とは?
稲見萌寧プロのゴルフといえば「正確なショット力」!
その印象を賞金女王、鈴木愛プロはこう表現する。
「どこからでもグリーンに乗せてくるイメージがある!」と。
ドライバーの飛距離ドライビングディスタンスは237.96ヤード(2021/05現在)
JLPGAのデータでは、35位という位置である。
しかし、注目すべきは、パーオン率89.79%で、堂々第1位!
たぐいまれな練習量で身につけ、自分でも持ち味と語るアイアンショット。
元々フェースコントロールに定評があったが、磨き続けたことで「自分の生命線」と呼べるほどにパーオン率はぶっちぎりの数字に成長した。
今回の東京オリンピック2020大会
霞ヶ関カントリーでは、ドライバーのフェアウェイキープ率も第1位!
ということで、まさに最強の稲見萌寧のゴルフだったと言えるだろう!
正確なショット力を磨く練習とは?
稲見プロが雑誌やレッスン書などで、もっとも意識しているのが、スイング軸のぶれを無くすこと。
そのためのトレーニングとして取り組んでいるのは、体幹トレーニング!
下半身と体幹を強化するトレーニングとして稲見プロが取り入れているのが
「キックボクシング」!
ショット力の爆上がりは、キックボクシングトレーニングにあったという!
キックボクシングとは?その効果とは?
ジョシカク(女子格闘技)がブームのなか、格闘技を習う女性たちが増えているらしい。
キックボクシングとは、リング上で手だけでなく足も使って闘う格闘技で、日本生まれのスポーツ。
パンチとキックによる攻撃が主体となり、投げ技、寝技、関節技は禁止され、
通常のボクシングよりも運動量が多いためダイエットに最適と言われています。
近年ではハリウッドスターやモデルたちから注目を集め、広くブームとなっている大注目のスポーツです。
週1回・1~2ヶ月やるだけで、身体が引き締まって、見た目がスラッとする。
何よりストレス発散になり、ぐっすり寝られるようになった人も多いという。
では、キックボクシングの具体的なトレーニング内容は?
縄跳び
キックボクシングでは、構えている時も前後に小刻みに揺れリズムをとり
パンチやキックを繰り出すので、縄跳びはその感覚を養うためにも必要な
トレーニングとされています。
シャドーボクシング
鏡の前でフォームチェックのために行うパンチやキックをする。
これは、ゴルフのスイングチェックにも欠かせません!
シャドーボクシングトレーニングを通して、キックボクシングの基本姿勢やパンチ、キックの繰り出し方などを覚えます。
シャドーボクシングであっても、一つ一つの動作を正確に行おうとすると相当な運動量となるため、大幅なカロリー消費が期待できます。
ゴルフのシャドースイングも、ゆっくり正確に行えば、相当の運動量と、スイングチェック効果は絶大ですよ!
サンドバッグ打ち
サンドバッグとは、パンチやキックの練習に使うために天井からぶら下げて使用標的。
サンドバッグ打ちは、シャドーボクシングで覚えたパンチやキックを実際に打ち込んでいきます。
1セット3分間程度であっても、パンチやキックをし続けるのはなかなかハードなため、相当息が上がるトレーニングです。
稲見萌寧プロのトレーニングは、当然ゴルフスイングの動きを意識したもの。
ミット打ちで、キック力を上げることにより、筋力、瞬発力のアップ。
下半身と体幹強化、足やお尻がひと回り大きくなり、疲れにくい体力が身につき
飛距離アップも実感しているという。
軸のブレを減らすこと!
稲見プロが強いのは、このようなハードな練習を含め、カラダの中心軸をしっかりと強く、太くしているところにあります!
つまりスイング軸の強化です!
こんな話をすると、「軸って、背骨ですか?頭ですか?」とか問われることがよくあります。
そこで、いつも私がお答えするのは、右足の付け根から左足の付け根までの幅の
カラダの太い円柱が、スイング軸です!とお答えします。
その範囲で、上体の捻れが起こったり、体重移動をしたりという動作が起こる。
つまり体幹強化というのは、このカラダの太い円柱の動きを安定させるということなのです!
「それならばスタンスを広くすれば、軸は安定するのですか?」
答えはノーです!
もちろん個人個人の体力にもよりますが、体幹のチカラが弱い人が、スタンスを広げてスイングすると、上体が右に流れやすく、軸が傾いてしまう。
軸が傾かないように意識し過ぎると、逆に頭が左に傾いてしまい、カット打ちの軌道を作ってしまいます。
稲見萌寧プロは、体幹トレーニングで強化した下半身で、スタンスを逆に狭くして、軸を安定させることが出来たという。
スタンス幅を狭くして軸を安定させ、上体がねじりやすくなった。
それにより。下半身にもチカラが入れやすくなり、積極的に地面反力を使っていけるようになった。
その結果が、パーオン率を大幅にアップさせているということです!
まとめ
いかがでしたか?
稲見萌寧プロの強さの秘密、おわかりになりましたか?
稲見萌寧プロは、オリンピック銀メダルになりましたが、当面は日本ツアーに専念するといいます。
海外選手との競り合いも楽しみですが、じっくりと日本で技を磨く稲見プロの姿をずっと見られるのも、またうれしいことではあります!
稲見萌寧プロのシンプルなスイングをしっかりと参考にして、スイングのヒントを見つけてください!
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ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)
東京オリンピック2020、女子ゴルフ競技で日本代表で出場した、女子プロゴルファー稲見萌寧選手が、日本人初の銀メダルを獲得しました!
感動の最終日!
皆さんご覧になりましたか?
私は、スタートから表彰式の模様まで、テレビに釘付けで観戦しておりました!
2019年の初優勝の時、最後のパットを沈めて天に向かって右の拳を突き上げた姿を見てから、すっかり稲見プロのファンとなってしまった身としては、格別のうれしさと喜び、驚きが入り交じり、忘れられないオリンピック銀メダルでした。
そこで今回は、『女子ゴルフ銀メダル稲見萌寧の半端ないショット力の秘密とは?』というテーマで、稲見萌寧選手の強さの秘密を学んでみましょう!
皆さんのゴルフにも役立つポイントもたくさんあります!
ぜひ、銀メダル稲見プロから、上達のヒントをつかみましょう!