御年80歳になられる元気なゴルフ大好きトシさんと、荻窪の某蕎麦屋さんで、定期飲み会。
このところの話題は、「日本の男子プロゴルフトーナメントの危機!」である。
どうして人気がないのか?なぜ人気回復の新提案がなされないのか?プロゴルフ協会やツアー機構の大胆な改革が求められるはずの時期に何も動く気配がない!このままでは、男子プロゴルフは消滅するのではないか!
蕎麦湯割りを呑みながら、年の差25年のゴルフ談義はヒートアップするのであります!
80歳ゴルファーやる気回復!
2019年ゴルフ新ルールが施行され、アメリカPGAツアーで、選手達がどのように対処しているのかを注目して、テレビ観戦に余念がない、トシさん80歳。
あるゴルフコンペで知り合い、レッスンを受けにこられました。
知り合った頃は、「飛ばない、寄らない、入らない!」「まあこんなもんか」と、本人も笑っていました。年齢なりのご高齢者ゴルフ。
しかし、私のワンポイントレッスンで、トシさんの目に炎がメラメラと燃え始めたのです!
「トシさん、80歳でゴルフが出来ているということは、凄いことですよ!ここまで来たら単なるお楽しみゴルフにとどまることなく、エージシュートを目指しましょう!」そう、あのノーベル賞の本庶祐教授も目指している「エージシュート」です!まさに、健康長寿でゴルフに対する姿勢が前向きでなければ達成できない名誉な記録です!
こちらの記事もご覧下さい⇒ノーベル賞!本庶祐教授が目指すゴルフのエージシュートとは?
それからというもの、トシさん毎日の練習を欠かしません。
練習は、私のアドバイス通り素振りを中心に、カラダのケアのための準備体操、ストレッチにも余念がありません。
若い頃は、たまに80台のスコアでラウンドすることもあったそうですが、ここ数年はずっと100前後のスコアで行ったり来たりだったそうですが、前向きなトレーニングを開始してから90台前半のスコアが出るようになり、今では90を切ってラウンドする日も増えて来ました!
エージシュートに向かって「進歩、進化」を続ける80歳は、自分の頑張りに対して、日本の男子プロゴルフトーナメント、日本のプロゴルファーに対して歯がゆい思いを持っている!
「だいたいアメリカPGAツアーはほとんど休みなくやっているのに、日本の男子プロゴルファーは何をやってるんだ?」「試合数も減って、賞金も減って、人気は女子プロに持っていかれ、良いとこなしの男子プロツアー!」
女子プロは毎試合ヒロイン、アイドルが現れるのに対し、男子プロは、星野陸也に期待が寄せられたが、優勝はしたものの成績はパッとしない。アイドルの出現は残念ながら望みは薄い感じだ!
では、男子プロが女子プロに勝てる、魅力はなんなのか?魅力的な人気回復企画を酔いにまかせて考えてみました!
男子プロツアー人気回復企画新提案!
男子プロゴルフが女子に勝てる要素としては、圧倒的に飛距離でしょう!
だとすれば、ドライビングコンテスト、つまり「ドラコン」大会!
そして、アイアンの精度の高さを見せるプロには、「パー3コンテスト」!
ドライビングコンテスト
特にシーズンオフの企画としたら最適です。スキーのジャンプ競技のように、一定期間、ゴルフコースを転戦しながら、ポイント制で順位を競う。飛ばしに賭けるプロゴルファーと、クラブメーカー、シャフトメーカー、グリップメーカーがタッグを組み、まるでF1レースチームのように、総合優勝の座を争う!カッコイイじゃないですか!
各ゴルフメーカーにとっては、画期的なアピールの場になること間違いなしです!本当に飛ぶドライバーはどこのメーカーなのか!観客の前で、わかりやすく勝負がつくわけです!
ゴルフコースもロングドライブが打てる広々としたコースを宣伝するのにはとてもよい機会になるでしょう!
OBを気にせず、ドライバーを思いっきり振り回したいという願望を持っているアマチュアゴルファーも少なくありませんから、ドラコン専用ホールを常備させるのコースがあってもよいでしょう!弾道測定器も上手く活用すれば良いのです!
パー3コンテスト
こちらは、アイアンやパッティングの正確性が売りのプロゴルファーが競う大会。
ゴルフは通常時間がかかりすぎるという批判があり、その趣旨でルール改正も実施されたわけですから、パー3コンテストならば、短時間でエキサイティングなゲームを観客に楽しんでもらえること間違いなし!
コースを囲むスタジアムに観客席をつくり、エキサイティングホールを作れば盛り上がります!
ホールインワンの興奮!アグレッシブなパッティング!どこを見ても楽しめる!
そんなパー3を9ホール作って、ゴルフコースも人を呼び込むことが出来るようになります!
手軽にコースに来るきっかけを作ることにもなります!
シーズンオフ企画としても画期的!
2019年シーズンは、4.18~21東建ホームメイトカップ が国内開幕戦になり、12.05~8ゴルフ日本シリーズJTカップ が最終戦になります。(国内23試合)
したがって、12月から4月中旬までが日本男子プロゴルフのシーズンオフなのであります!
どう考えても休み過ぎです!特に3月~4月は女子ツアーもアメリカマスターズでも盛り上がっている時期なのに、まだ休んでいるんです!
当然人気なんか回復しませんよ!世間的には、松山英樹しかゴルフをやっていないことになっているのですから!
業界をあげて、この『ドライビングコンテスト』や『パー3コンテスト』をシーズンオフ企画として、また、夏の試合の合間などに開催することで、様々な活性化が生まれること間違いありません!
谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム
本当にシンプルにスイングの型を作り、カッコイイスイングを身に付けるプログラムとしておすすめのDVDです!ぜひご参考にして下さい!
業界を挙げて改革を!
トシさん80歳。「(JGTO会長)青木もなにやってんだよ!(PGA会長)倉本も頑張ってくれよ!」
「ゴルフ業界が一丸となって変えねーと、ゴルフがなくなっちまうよな!」
そうなんです!若者のゴルファーを増やすためにも大変革を起こさなければならないのです!
ゴルフコース、ゴルフクラブ関連メーカー、プロゴルファー、JGTO、PGA、JGA!
2019年ルール改正は、R&AとUSGAというゴルフの総本山が、妥協に妥協を重ね作ったもので、今後も柔軟に変化しますという宣誓とも受け止められます。
日本のゴルフ業界もそれに匹敵する覚悟をもって、変革を断行しなければなりません!
「やるのは!そう!今でしょう!頑張れ!日本のゴルフ界よ!」
トシさん80歳ゴルファーの最新流行語で、蕎麦湯割りもう一杯!
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