ゴルフクラブ・ブランド別アイアンの特徴

ユージン
おいしいゴルフしてますか?ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe

今回は、アイアンを購入する時に参考にしていただきたい「ブランド」、つまり「メーカー」の選び方についてお話しましょう。

約20年間、某タイヤメーカーのゴルフクラブ販売会社に勤務し様々なメーカーのクラブを見てきた経験と、ゴルフスクールで出会った生徒さんたちが使っているクラブを見てきた経験から、メーカーのカタログだけではわからない、「使いやすさ」「使いにくさ」について筆者の感じている特徴をお話しながら、アイアンのおすすめメーカーをご紹介していきます!

アイアンヘッド形状の種類

基本的に知っておいてほしい「アイアンヘッド形状」の3つの種類について、お話しましょう。

マッスルバック

伝統的なアイアンヘッドの形状で、軟鉄鍛造、簡単に説明すると、一枚の鉄の塊からアイアンヘッドを鍛冶屋さんが職人技で刀を作り上げるように作ったクラブヘッドです。

フェースの芯が非常に小さく、しっかりとボールを捕らえるのが難しいヘッド。

重心距離も短く、使いこなすにはかなりの練習が不可欠!

ヘッドが小さいことから操作性が良く、「球筋をしっかりと操りたい」という上級者には好まれます。

また、打った時の感触が軟らかく、その打感が好きという方も多いようです。

現在では、一部のアスリート上級者が使用するモデルとなっています。

中空ヘッド

ウッドのように中が空洞になっていることから、ボールも上がりやすいです。

文字通りヘッドの内部が空洞になっており、ヘッドの背面にボリュームを持たせることでウッドのように上下のミスに強い造りになっています。

弾道や飛距離も安定しやすいという特徴があります。

キャビティバック

ヘッドの背面部分がくりぬかれたような形状になっており、重量を周囲に配分することでヘッドを大きくしてスイートスポットを広くしています。

更にポケットキャビティと言われるさらにやさしいモデルもあります。

重心をソールに寄せ低重心化してあるため、ボールが上がりやすいという特徴もあり、ミスに強いクラブです。

デメリットを挙げるとすれば、ヘッドが大きいため細かな操作にはあまり適していないと言われます。

初心者から上級者まで誰にとっても使いやすいクラブとして、この形状のクラブが一番多く発売されています。

 ブランド別アイアンの特徴

アイアンの構造

Mizuno Pro 118

ミズノが誇る高度な新たな製法により、ヘッド内部の鍛流線を打球部に密集させることに成功しその結果、さらに打球音が長く響くようになり打感が向上。

これまで最高だと思っていたミズノMPシリーズとも明らかにに一線を画す打感の良さ。

3種類のミズノプロのアイアンを試打した結果、118が最高かつ究極のインパクトフィーリングを実感しました。

これまでのアイアンとは明らかに違う、究極の打感にビックリです。

見た目もイケメンです。更にマッスルバックの操作性の良さにプラスして安定した球筋も魅力的です。

プロギア RSフォージド

#4~#9は反発性に優れる素材を薄肉化し高初速化。ヘッド内には振動減衰材を重点しソフトな打感。

「喰いつきのいい打感。これはプロでも使える。見た目も中空には見えない

「長らくMPを使用してきましたが、加齢と度重なる身体の故障で思うように振れなくなり、優しいアイアンを色々と他メーカーのアイアンに変え、そんな折、PRGRのRSフォージドを試したところ、目から鱗でした。小顔でほぼストレートフェイス。しかも飛ぶ!

というユーザーの声のとおり、ミズノプロのアイアンを基準に考えると、PRGRのアイアンはよりやさしく感じるということです。

カッコ良くて、やさしいアイアンをお探しのあなたには、おすすめ!イチオシです!

ゼクシオ テン アイアン

各番手とも1度ずつストロングロフト化し、長尺化することで、飛距離性能がアップした。

前作に比べて、ソール幅を厚くし、異なる2種類の高比重タングステンニッケルウエイトを後方に配置。

フェースには軽比重のチタンを採用することで深低重心化を図った。

またアベレージ向けアイアンのヘッドによくみられるような「極端なワイドソール」にすることなく、構えた時にソールが見えない形状を採用。

クラブ・ブランドのXXIOは、アメリカでそこまで知られた存在ではないが、もっと知られていて然るべきであろう。

XXIO テンアイアン(同社の第10世代アイアン)は、軽量でバランスポイントの高いカーボンシャフトと、チタン製フェースという2点でヘッドスピードの速さを生み出している。

クラブ下方の深い部分の質量を高め、簡単に高弾道ボールを打てるクラブに仕上げることができた。

例えるなら、補助輪付き自転車のように、ミスヒットしてもケガをしないアイアンといってもよいでしょう。

こんな人はこんなアイアンを使え!

アスリートタイプ

スポーツ歴も豊富で、普段からカラダのケアをしている!筋力もあり、ボールも強く打てる!どちらかというとボールがつかまりすぎて、フック、ひっかけがでやすい人へ!

ミズノプロ319

タイトリストAP2

スリクソンZ785(ダンロップ)

ツワーワールドTW747VX(本間ゴルフ)、

テーラーメイドP760

PRGR RSフォージド

アベレージゴルファータイプ

あまり体力には自信がない。ボールが上がらないスライス系のボールを打つことが多い人へ!

ゼクシオ Xアイアン

ヤマハ インプレスUD2

キャロウェイ APEXアイアン

PRGR eggアイアン

まとめ Q&A

Q アイアンを選ぶ時の、たいせつなポイントは?

A まずは、飛距離性能が良いか?

たとえば操作性の良いフォージドタイプなのに飛距離性能抜群に良いとか、マッスルバックなのに飛距離性能が良いなど、アイアンはドライバーよりも操作性が求められますから、ただ飛距離だけを求めるのは間違い!

まっすぐ飛ぶ、曲がりにくい、ミスの許容範囲が広く扱いやすい!

直進性能と飛距離性能が良いというのも大切!

また、ウェット状態でのスピン性能が良いか?

ヘッド形状がシャープで構えやすいか?

ソール形状は、抜け感が良いかどうか?

打感が良いか?打感が柔らかい?などもチェックするポイントとなります!

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