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クラブフェースと手のひら
ターゲットライン上をクラブヘッドが正確に動くことによって
ボールがまっすぐ目標方向へ転がる!
その時のクラブフェースの向きが、しっかりとターゲット方向に向いているか
どうかということが、たいへん重要なポイントです!
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2018/04/th75QVQROW.jpg)
では、クラブフェースの向きをターゲット方向へ、正確に向けるためには
どうしたらよいのでしょうか?
それは、グリップの握り方に大きなポイントがあるのです!
プロや上級者が、クラブフェースを自分の手のひらのように使いたいと
よく言います。
ゴルフボールは、言うまでのなく、
手で打つのではなくクラブヘッドで打つわけです。
ですから、自分の手のようにクラブヘッドを操れたら良いなあ!
自分の思い通りに、ボールをコントロールできればゴルフは簡単!
ということを言い表している言葉です。
この言葉には、グリップを握る時のたいへん重要な課題が隠されています!
自分の手の感覚、つまり利き腕の手のひらの感覚を
いかにクラブフェースの動きと一致させることが出来るか?
ということです。
したがってこの観点から、グリップの握り方を考えていきましょう!
つまり、(右利きであれば)右手のひらとクラブフェースの向きを一致させることです!
どういうことかと言えば、クラブフェースにはロフト角度というものがあり
ボールを上げるための、上向きの角度がついていますよね。
そうです!下から上に向いている角度です!
ロフト角度は、クラブによってそれぞれ違いますが、少なくとも下から上を向いている形状は共通です。
クラブフェースは、上を向いている。
だからグリップを握るとき、右手のひらも下から握って上に向ける!
ということです!
グリップ握り方のポイント
※説明は右打ちのゴルファーの場合ですので、左打ちの方は左右を逆にしてお読み下さい!
グリップの代表的な握り方の型は、3種類あります。
オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップ、テンフィンガーグリップです。
この3種類の型は、右手と左手をどのように重ねるかというポイントによって3つにわけていますが、すでにゴルフをやっている方は、慣れている型で良いです。
これからゴルフを始めるという方は、なるべくオーバーラッピンググリップから始めてみて下さい。
詳しくはこちらの記事もご覧下さい⇒ゴルフ初心者要注意!グリップの握り方基本方法
そしてもうひとつ、握り方でもっと重要なポイントとなる型があります。
それが、スクエアグリップ、ウィークグリップ、フックグリップの3つの型です!
上記のオーバーラッピング、インターロッキング、テンフィンガーは、自分が握りやすいと思うものを選択して下さい。
しかし、スクエアグリップ、ウィークグリップ、フックグリップは、ボールの行方をコントロールするのに直結するので、常にチェックすることが必要です!
スクエアグリップ・・・左手のV字は右肩と右首筋の間、右手のV字は右の首筋を指します。
ウィークグリップ・・・左右の手に出来るV字が、スクエアより左側を指している状態。ボールは右に飛びやすい!こんな型になっていたらすぐに直して!
ストロンググリップ・・・左右の手に出来るV字が、スクエアより右側を指している状態。
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上:スクエア中:ウィーク 下:ストロング
この3種類の握り方からは、ストロンググリップを選択して下さい!
かつて主流であったスクエアグリップに代わり、ストロンググリップが今の主流です!
今回のテーマである、「まっすぐ打てるグリップ」とはストロンググリップを基本にしたグリップです。
(右利きであれば)右手のひらとクラブフェースの向きを一致させる。
つまり右手は、手のひら下から上に向けて握る。
そして左手は、甲が上を向くように握るようにします。
ボールを目標方向へまっすぐ転がす!
その時のクラブフェースの向きは、しっかりとターゲット方向を向いている!
そうするためには、クラブフェースの向きと右手のひらの向きが一致していることが、たいせつです!
クラブヘッドをゆっくり動かしながら、チェックしてみましょう!
アプローチ練習でグリップを身に付ける
グリップの握り方のポイントをしっかりチェック、形が決まったらしっかりしたグリッププレッシャーでクラブフェースをコントロールできるように練習しましょう!
それには、アプローチ練習でしっかり身に付けることをおすすめします!
では、次のポイントをしっかり意識しながら練習してみて下さい。
- グリップは短く持ち、握るチカラは普段のショット時の2倍で握る!
- スタンスは狭くして、両膝かあまり離れすぎないようにする。
- 重心は左足8:右足2にして体重移動はさせない!
- 腕の両肘を両脇にしっかり引きつける!
- 両手首を固めて、両腕前腕と胸で出来る三角形を崩さずチカラを入れる!
- 肩と前腕と胸で出来る三角形だけを動かす!
- 腰や膝の動きを止めておくこと!
- まずは、右腰から左腰まで動かしてみましょう!
- 当然ですが、頭、目線は絶対に動かさないこと!
ボールを打ったら終わりにするのではなく
打ち終わった時に、クラブフェースがターゲットの方向を向いているかを
しっかりとチェックして下さい!
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今回のまとめ
いかがでしたか?
「まっすぐ打てるグリップ」とはストロンググリップを基本にしたグリップです。
クラブフェースの向きを、しっかりとターゲット方向に向けるためには、
クラブフェースの向きと右手のひらの向きを、できるだけ一致させるように使うことです。
ミスショットの原因は、右手の使い方の間違いからです!
このことをしっかり意識しながら、グリップのチェック、クラブフェースの向きのチェックをお忘れ無く!
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こちらの記事もご覧ください⇒ゴルフレシピ スイング基本編Vol.3ボールをまっすぐ打つには?
![](https://golfrecipe.com/wp-content/uploads/2018/03/1485163091-330647_1.png)
ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)
ゴルフレシピ スイング基本編!
スイングの基本を教えるときには、まずグリップやアドレスから始めるのが
一般的ですが、このゴルフレシピでは、まず、ボールをまっすぐ打つということ、クラブヘッドの動きやターゲットラインについて知っていただくことから始めています。
それを理解していただいた上で、
ボールをまっすぐ打つために
最適なグリップやアドレスを作り上げていきます!
そこで4回目のテーマは、「まっすぐ打てるグリップとは?」ということでお届致します!
前回は、ターゲットラインの上にクラブヘッドを正確に動かすことによってボールをまっすぐ目標方向へ転がせるということをお伝えしました。
では、まっすぐ打てるグリップとはどんな形なのか?
最後までお楽しみに!