ゴルフレシピ スイング基本編vol.2 パッティングから始めよう!

ユージン
おいしいゴルフ楽しんでますか?

ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe)

前回から始まりましたゴルフレシピ スイング基本編!

今回はvo.2として、前回の最後にお話した、スイング動作の原点についてです。

たとえばオランダ説やスコットランド説、中国説などゴルフ発祥の地、原点はどこなのか?という研究は歴史学者に任せるとして、

ゴルフの原点と呼べる動作はどういうものなのか?

そこからゴルフスイングをスタートさせていきましょう!

 

ゴルフの原点と呼べる動作・・・

それは、羊飼いが、先端の丸い杖のような棒を振り回しながら、

暇にまかせて足下にころがっていた小石を「ポンッ!」と打って転がしたところ

その小石が、たまたま小動物の巣穴に入ったのを見て、

楽しくなって

今度は真剣に狙って打ってみよう!

と思い立ったことから始まったと考えてよさそうです。

 

ということで

つまり、

ゴルフスイング動作の原点は、

小石を棒で打って転がす動作である!

 

えっ?

 

そうなんです、転がすんですよ!

ゴルフボールは上げる動作じゃなくて

転がす動作なんです!

 

ということで、今回のテーマはボールをストレートに転がす動作を

イメージしましょう!です。

ストレートボールの原点を知れば、ストレートボールが打てるようになります!

それを掴むためには、まずパッティングからです!

上手くボールを転がせたら、ゴルフは上手くなる!簡単になる!

ボールを転がすとは?

みなさんも、いままでボールを転がした経験はたくさんあると思いますが、

少し思い出してみて下さい。

 

子供のボール遊びは、最初はボールコロコロっとして遊びますよね。

サッカーボールを足で蹴って転がす。

小学校の運動会では、大玉転がしなんていう競技もありましたよね!

 

ちょっと大人になって、ボーリングのボールを転がすとか。

みなさん何らかの形で、ボールを転がすという経験をしてきたと思います。

 

さて、さてあなたはボールを上手に転がすことは出来ましたか?

 

「昔から球技は苦手で・・・」

「ボールは上手く投げられません・・・」

という人もいらっしゃると思いますが、

 

そんな人でも、ちょっと冷静に考えて転がすことにチャレンジすると

きっとうまくいきます!

 

ボールを転がす時の注意点

 

転がすということは、ボールが回転するということ。

その回転が、目標物や目標の人に向かって

回りながら進んでいくようにするわけです。

つまり、順回転させることが出来れば、

上手に転がせたということになります。

 

回転するもの

扇風機の羽根、

ヘリコプターのプロペラ、

クルマのタイヤ、

ハンドル、風車、などなど・・・

 

回転するものには、回転するものの中心に、軸があります。

 

ボールは球体で、中に心棒が入っているわけではありませんが、

球体が動き出すとき中心軸が出来て、回転をはじめます。

「じゃあ無回転シュートはどうなんだ!?」とか、例外的なことは、ここではとりあえず置いといて・・・。

 

軸を中心に回転運動が起こり、目標方向へ転がすのが順回転

(これをトップスピンと言います)

目標方向と逆に回転するのが、逆回転

(これがバックスピンというやつです!)

 

上手にボールを転がすには、目標方向に向かってきれいに順回転させることが必要です!

 

ゴルフ競技において、この順回転をさせるのが、パッティングです!

 

ということで、ゴルフの基本は

パッティングの練習から始めて行きましょう!

パッティングとは?

パッティングは、グリーン上でボールを転がし、カップインさせるプレー。

ゴルフのスコアを作るのに、たいへん重要な役割を持っています。

単純に計算すると、ショットの数とパッティングの数は同じ、

つまりスコアの半分はパッティングであるということです!

Par72(基準打数72)の設定のコースであれば、

ショット数36、パター数36というセットになっていると考えれば

半分はパターゲームです!

 

パッティングは、ドライバーを打ってボールを遠くに飛ばすことより、

ぜんぜん簡単だから、パッティングの練習なんかあんまりやらない!

練習しなくてもなんとかなる!

と思っているゴルファーは多い・・・。

 

しかし、パターの距離感を身に付けること、

ボールをまっすぐ転がすことって、

実はそんなに簡単ではないのです。

 

しかも、パターの練習には他のクラブが上達するために必要な

基本がぎっしり詰まっているのです!

それゆえ後回しにせず、パターの練習は最初に行うべきなのです。

 

ちょっとはマジメに、パターの練習しようかなと思ったでしょ?

 

まあ、スコアのことだけじゃなくて、

パターでボールを上手く転がすことができるかどうかが、

ゴルフの上達にはかなり重要なカギを握っているのです!

パッティングの基本ポイントは、

パターヘッドをターゲットライン(ボールと目標地点をストレートに結んだライン)の上を正確に通すこと。

そして、そのターゲットラインとパターフェースが、

直角に交わり、ボールに正確な順回転を与えることが必要なのです!

 

まさに、これこそがゴルフスイングの原点とも言って良い重要な動作なのであります!

 

では、パッティングの基本動作をお伝えします。

 

その前に、パターヘッドの形状には、大きく分けて、

T字型、L字型、ピン型、マレット型、複合型などの種類がある。

その選び方は、人それぞれの感性によって選ばれるものと言えますが、

実はそれぞれ使う人の感性にしっかりと合った理論から作られています。

しかし、ここでは細かい理論は抜きにして、

どんなパターヘッドを使用していても、

ターゲットライン上をストレート・トゥ・ストレートで動かし、

フェースを直角に保つということに、重点を置いて下さい!

 

 

 

では、パッティングの基本動作の手順です。

パターのグリップの型は前面が平らになっています。

そこに両手の親指をそれぞれしっかり乗せます。

距離感を安定させるため、グリップはしっかり握ります

 

スタンス幅は肩幅に開き、

まっすぐ立って背筋を伸ばし、

まず胸の前に両腕を伸ばして、

肩と両腕で大きな三角形を作ってから

両肘を胸の横に引き付けて小さな三角形を作ります。

 

背筋を伸ばしたまま、

股関節からカラダを前傾させます(身長が大きく見えるように構えます)。

パターヘッドが鼻の真下に来るよう地面につけます。

これがパッティングのアドレスです

  • もっとも大切にしてほしいことは、右手を主体としたパッティングです。
  • 右手グリップを強く握り、手首の角度も変わらないようにしっかり固めます。
  • 右肘を脇にしっかり引きつけ、上体と右腕が完全に一体化して動くように意識します。
  • パターヘッドはあくまでも、ターゲットライン上をストレートに引いて、ストレートに出すという動きを、右腕で操作します。

パターのフェースの向きと右手のひらが同調することで

ボールにきれいな縦の回転、順回転を与えられるのです。

 

練習方法

したがってパターの練習をする時は、パターを右手一本で持ち、

ターゲットラインに対してパターのフェースが直角にまじわりながら、

ボールを転がしていくようにします。

フェースの向きがターゲットに対して常にまっすぐに出て、

ボールがストレートに転がるようにするためのシンプルイメージは、

ターゲットライン上をストレートに引いて、ストレートに出す

ということだけです!

 

トーナメントプロの片山晋呉選手も、

パッティングの練習方法でもっとも徹底しておこなっているのが、

パター練習はほとんど片手で行うというものです。

正しいストロークを身に着けるためのルーティーンで、

特に右手での距離感の出し方、

左手での方向性の安定性をチェックするなど、

感覚をつかむためしっかり練習を繰り返していましょう!

 

まとめ

さて、いかがでしたか?

パッティングの基本動作は、おわかりいただけましたか?

しつこいようですが、

ターゲットライン上をストレートに引いて、ストレートに出す

ということが、すべてのスイングの基本になってきます!

これが、著者の推奨するストレートラインメソッドですよ!

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回からのレッスンもお楽しみに!

 

こちらの記事もご覧下さいね!⇒ゴルフレシピ スイング基本編Vo.1 はじめに

 

ユージン
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