ゴルフを簡単に!ウッドとアイアン打ち方の違いとは?

ユージン
おいしいゴルフしてますか?ゴルフスイングコーディネーターの山田友人です!(@yj_golfrecipe

今回は、ウッドとアイアン「打ち方の違い」について考えてみましょう。

スクールで、よくこんな声を耳にします。

「コースで、アイアンは当たるのにウッドが当たらない!」とか、「せっかくドライバーがよかったのに、アイアンの方向や距離が合わなくてダメだった!」なんていう声。

アイアンが好きとかウッドが好きということはあっても良いですが、こっちは当たるけどこっちは当たらない!ということではゴルフはまとまらないし、面白くないですよね。

基本的にフルスイングの型は一つ!

どちらもしっかりと打てるように、ウッドとアイアンそれぞれの打ち方、注意するポイントを確認しておきましょう!

基本スイングはダウンブロー!

一般的に、というか教科書的に言えば、ウッドは払い打ちしろ、アイアンは打ち込め!と言われます。

つまり、ウッドはUの字に振り、アイアンはVの字に振りなさい!ということになるのです。

ウッドとアイアンの打ち方の違いは、ここです!

チャンチャン!メデタシ!メデタシ!さあ練習練習!って言われても・・・

相変わらず、ウッドはトップしてボールは上がらないは、アイアンはダフって前に飛ばないはと、散々なゴルファーが増えていくだけなのであります!

「ウッドはUの字、アイアンはVの字って何だよ?」こんな風に悩んでる人!もう悩まないで下さい!

ウッドもアイアンも、基本的なスイングは同じなのです!

しかも、アイアンの打ち方が基本になります!アイアンもウッドも、打ち込むスイング、つまりダウンブローにクラブを振るのです!

なぜボールは上がらないのか?

 ゴルフボールを高く上げて、遠くに飛ばすメカニズムを簡単にご説明しますと・・・

クラブヘッドにはロフト角度と呼ばれるボールを上げるための上向きのフェース角度がついています。

そしてボールには、ディンプルというくぼみが約400個位ついています。

クラブフェースのロフト角度とボールのディンプルの作用によって、インパクトでクラブフェースとボールが衝突した時、ボールはつぶれなが、フェースの上に登っていくような方向に回転をはじめます。

ボールの回転は、ターゲット方向の反対に回転します。これがバックスピンと呼ばれる回転です。

バックスピンの回転で、ボールのディンプルが空気の階段を登るようにして、ボールは高く上昇して行くのです。おわかり頂けましたか?

ボールが上がらない!飛距離が出ない!と悩んでいる人は、このインパクトでこのバックスピンを上手くかけられていないのです。

例えば、クラブフェースの一番下のリーディングエッジで、ボールの真ん中(赤道付近)よりも上を打ってしまっている。

フェースの先(トゥの付近)でボールを打っている、逆にヒールの方で打っていることなどが原因となります。

スイングの間違いとしては?

アドレスとインパクト

インパクトで、ボールに対してどのような状態になっていないといけないのか!

理解いただけましたか?

では、スイングについてはどのような間違いを犯してしまうのかを考えてみましょう。

クラブヘッドがボールに当る直前で、浮き上がってしまう原因となるスイングの間違いは?

  • ルックアップでカラダ全体が浮き上がる結果として、クラブヘッドがボールの上をかすめる
  • ボールを上げようという意識が働き、右手でボールをすくい上げる動作が入ってしまう
  • ボールを上げようという意識が働き、左肘を引き上げる動作が入ってしまう

この3つが、代表的なスイングのミス動作です!

では、どうすれば修正出来るのか?

  • 目線を持ち上げないように、フィニッシュのカタチを作りながら、目線はボールのあった位置を見続けること
  • 素振りで、アドレス~トップ~インパクトの動作を繰り返し、アドレスの腕のポジションとインパクトの腕のポジションを一致させるようにする(その後、実際にボールを打ってみましょう!)
  • サンドウェッジを使い、ヘッドのリーディングエッジがボールの下に入るように、打ち込む練習

などの練習を繰り返すことにより、すくい上げるカラダの動きが、打ち込む体勢に修正されてきます!

クラブ別の注意ポイント

打ち込む!

基本動作は「ダウンブロー」に打ち込むこと!

  • アイアン・・・ダウンブローをしっかり実行すること!
  • フェアウェイウッド・・・リーディングエッジをボールの1個分手前に打ち込むようにする!ダフリOK!
  • ドライバー・・・ドライバーは「アッパーブロー」に打てと言われますが、スイング動作をアッパーにしようとするとすくい上げのミスが発生します!したがって、ドライバーの動作も基本「ダウンブロー」です!インパクトの時にシャフトがアッパーブローの軌道を作り上げてくれます!

 まとめ

いかがですか?

ゴルフは、地面に置かれたボールを空中に打ち上げるイメージが強すぎるので、そのイメージにしたがってカラダは動作を作り上げてしまいます。

ですから、このイメージを真逆に変えないと正しいスイングは作れないし、ボールが上手く飛ぶことにもなりません!

スイングのイメージは、アイアンでもウッドでもドライバーでも、上から下に、クラブヘッドを地面に打ち込んでくるイメージに変える必要があります。

練習する時も怖がらず、クラブの機能を信じて、地面を叩いてみてください!

こちらの記事もご覧下さい⇒ゴルフが変わる!ドライバーとフェアウェイウッド打ち方の違い!

ユージン
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