日本人の左利きの割合は日本人全体の『約11%』。
日本人の総人口が、平成27年7月1日現在で1億2695万人ですから、数にすると約1397万人が左利きという事になります。
日本だけでなく、人種や民族を問わず、左利きは『総人口の約10%』の割合で生まれるそうです。アメリカでは、左利きで生まれた人は両利きにする傾向があるため、データ上、左利きの人の割合が少ないとのことです。
日本人の約11%と言われる左利きは、スポーツの世界ではその少なさゆえに有利になることが多くあります。
では、ゴルフの場合はどうでしょうか?実は、ゴルフにおいては道具選びや練習場の環境など、左利きは有利どころか、不利になる条件がいくつかあります。
そこで左利きの人が、左打ちでゴルフを始めるデメリットと、左利きの人が、右打ちでゴルフを始めるメリットをまとめてみました!左利きの初心者ゴルファーの皆様、どうか上達の一助にして下さい!
左利きの人がゴルフを始めるには左か右か?

左利きでありながら、右打ちに転向した有名なプロゴルファーといえば岡本綾子選手です。
岡本選手の時代は、左利きの道具が今ほど豊富ではなく、必要に迫られて右で打ち始めたそうです。
アメリカプロゴルフ界のスーパースターの、アーニー・エルスやセルヒオ・ガルシアなど、日常生活は左利きでも、右打ちでトッププロになった選手は多く存在します。
日本では昔から左打ち用のゴルフクラブが少なかったこともあり、右打ちに転向する派が多く、左打ちでプレーする派は少数でした。韓国は、左利きの選手も皆一様に右利きへ変更させるのだそうです。
野球で右打ちの場合に左打ちでゴルフを始めようと思う人はたぶんいないでしょう?
でも野球で左打ちの場合、ゴルフは右打ちで始めた方がいいという事をよく聞きます。
なぜなんでしょう?
それは、ゴルフの場合はコースの設計において、左打ちが不利といったことはないからなのです。
右打ち、左打ちによるメリット、デメリットはゴルフにおいてはないということです。
ちなみに野球の場合、左打席の方が一塁に近いために、左打者の方が圧倒的に有利になります。
また多くの打者が右投げのピッチャーになれているため、左投げのピッチャーの方が打たれにくいという有利さがあります。
左打ちゴルフのデメリットとは?
左打ち用の道具は圧倒的に少ない

バッバワトソンのドライバー
ゴルフで左利きの構えは、打つ方向に向かって右半身が前になる左打ちのスタンスになります。
右打ちとはクラブのヘッドの向きが正反対になるだけなのですが、左打ち用の品揃えは左利きの割合である10%に満たない状態で、メーカーが左利き用クラブの規格を作らないモデルがあったりします。
クラブ選択において、かなり選択肢が少なく不利益ですよね。
先輩からのおさがりクラブを、ホイホイありがたや!といただくことも出来ないというのもかなりの不利益ですね!
これは、特に左利きのメリットがないゴルフでは、始める際に一般的な右打ちを選ぶ人が多く、需要が少ないために自然と道具も左打ち用の供給が少なくなっているためです。
日本のゴルフ業界が右打ち主体で動いているのは事実で、プロ野球元読売巨人軍の川上哲治氏が、レフティーゴルフ協会を設立して頑張っていらっしゃいましたが、左利きゴルファーの増加や、用具の増産には繋がってはいきませんでした。
左利き・左打ちのゴルフ初心者が練習場に行く時の注意点
ゴルフ練習場では左打ち打席が少なく、あったとしても一番端の打席に設置されている事が多いのです。
スタンスマットやショットマットが自由に動かせる練習場もありますが、隣に右打ちの人がいれば、顔を向き合わせて打つことになりますから、お互いになかなか伸び伸び練習出来ない雰囲気になるのと、背中を向け合っている隣同士は、時にクラブとクラブがお互いのバックスイングの時に接触してしまうなどのトラブルも起こってしまうそうです。
そうしたトラブルを避けるためにも、左打席は、基本的に左端に1打席、もしくは2打席程度設置されているか、せいぜい右端に1打席作られている状態でしょう。
この事は、いつでも左サイド(もしくは右サイド)にネットがある状態になり、練習の内容や上達にも影響があると思います。
左利き・左打ちのゴルフ初心者が打ちっぱなしに行く時は、打ちっぱなしにレフティ用の打席があるかを確認しなければなりません。
打ちっぱなしの場所によってはレフティ用の打席を設けていないところもあるので事前に調べておきましょう。
もしあったとしても、左利きの打席だけは事前予約制なんていう練習場もあるようですので注意しましょう。
最終的には自分で決めることになりますが、左利きでゴルフを始めようとしている方はぜひ右打ちにチャレンジしてみてください。
左利きの人が右打ちで始めるメリット!
左利きの人が、右打ちで始めるメリットは、上記のデメリットがすべてクリアになるということ!
クラブの選択肢も増えるし、練習場問題もなくなります。
そしてもう一つ重要なポイントは、スイング作りにおいてのメリットが大きいと言うことを、強調したいのです!
左利きが右打ちスイングにするメリット
ゴルフスイングにおいて、腕の強さの理想は、左右の腕力が均等であることが求められます。
右利き右打ちの場合は、カラダの左サイドにクラブを振っていきますから、弱い左腕のチカラが必要になってきます。
つまり、左腕を主体にスイングすることが求められます。ということは、右利きの人も左手の強さが要求されるので、左利きの人のほうがその点、スイングを作りが早くできるということなのです!
強い左腕を活かすことによって、上達度合いは速くなることは間違いありません!
左利きの人は、野球のバットを振ったり、ボールを投げたりするのは左利きでも、ご飯を食べる時は右手とか、字を書く時だけは右利きに直されたとか、日本の生活習慣に合わせて(スイカのタッチとか・・・)右手を使えないという人は少ないのではないでしょうか!
それこそ、左右の腕のバランスのとれた、ゴルフの重要な下地が出来ていると言うことなのですよ!
2017全英オープンの覇者、ジョーダン・スピース。世界のホームラン王、王貞治さん。元阪神タイガースの桧山進次郎さん。
そしてなんといっても、スイングのバイブルを作り出した、ベン・ホーガンも左利きだったというのは、驚きでした!
左利きでゴルフは右打ちというのが、ゴルフ上達の一つの条件のように感じる時もあるくらいです!

谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム
本当にシンプルにスイングの型を作り、カッコイイスイングを身に付けるプログラムとしておすすめのDVDです!ぜひご参考にして下さい!
まとめ Q&A
Q 左利きの初心者がゴルフを始める場合、左打ちにしたほうが良いのか、右打ちにしたほうが良いのか、教えて下さい?
A 現状、日本のゴルフ界は右打ち用に考えられています。したがって、ゴルフのクラブやグローブ、練習場の整備などは、左打ちゴルファーへのデメリットが大きいのです。今後、このデメリットが解消されることは難しいと考えられますので、ぜひ、右打ちで始めることをおすすめします!また、上達も早いのではないかと考えられます!
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