ゴルフ初心者のための打ちっぱなし練習入門!

初心者がゴルフを身につけようとする場合の手順として、まずおすすめしたいのは、インドアのゴルフスクールに通って、スイングの形を作ることです。

インドアで少し打てるようになったら、アウトドアの 練習場、打ちっぱなしに行って練習をしてみて下さい。次にコースに出るという手順が良いと思います。

なぜインドアから始めたほうが良いかというと、インドアはボールの行方を気にせずに自分のカラダの動きに意識が集中させ易いことと、小さいスイングから始められるから良いのです!

一方、打ちっぱなしで練習をすると、ボールの行方が気になってしまい、知らず知らずにカラダの動きが大きくなって、大振りし過ぎてしまったり、ボールの行方を追ってしまい顔が上がってしまうルックアップやヘッドアップが起こりやすく、なかなか正しいスイングを作り上げられないのです。

ですから、初心者は、最初はインドアをおすすめします。慣れてきたら打ちっぱなしを利用して下さい!では、打ちっぱなしの利用方法や、打ちっぱなしでの練習注意点などについて考えてみましょう!

打ちっぱなしの利用手順

ユージン
美味しいゴルフしてますか!ゴルフスイングコーディネーター山田友人です!(@yj_golfrecipe

広々して気持ちいい!打ちっぱなし!

持ち物…

ゴルフクラブは、特に練習したいクラブ数本(貸しクラブもありますが、あまり良いクラブがないのが普通)

打席では、自分のペースで集中!

グローブ(持っていない人は、練習場でお買い得グローブを購入しよう!)

シューズ(スニーカーでもOK)

服装は運動できるスタイルであれば自由です

フロント受付…

打ちっぱなしの練習場は、「時間内打ち放題」や「プリペイドカード購入」方式などで、事前に支払いを済ませてから打席に入るパターンが多い。

その際、入場料(300円程度、取らないところもあります)を支払い、打席を使用する人の名前を記入したりする手続きを行います。

打席の選び方…

自分の打つボールは、どちらに曲がるクセが強いかによって、打席の選び方を考える必要があります。

2階打席はボールは上がるからスイング作りには良い!

ボールがスライス、右に曲がる傾向の人は、右端に近い打席を選ぶ。

左に曲がる傾向の人は、左端に近い打席を選ぶ。

それによって、クセ玉を多少なりとも矯正することができます。

1階打席か2階打席か?…

基本的に初心者は、2階打席を選びましょう!(高所恐怖症の人は1階打席にどうぞ!)

1階打席で、無理にボールを上げようとするスイングにならないように、2階なら必然的にボールは、浮きますから「かち上げスイング」を防止出来て、悪いクセを助長せずに済みます

打ちっぱなしでの練習方法

せっかく時間を作って、打ちっぱなしで練習するわけですから、出来るだけ効率よく、上達するような練習をして頂きたいものです。

ただボールが遠くに飛んでいって気持ちいいだけでは、もったいないですから、いくつかのチェックポイントを押さえて、打ちっぱなし練習のルーティンを作れると良いと思います。

では、日頃運動不足だと感じている人は、練習前にしっかりと外の空気を吸い込んでストレッチ体操をしてからクラブを振るようにしましょう!

打席に入ったら方向チェック!

球数は無理してたくさん打たないこと!

打ちっぱなし練習場には、その規模の大きさによって違ってはきますが、スタンスマットの向きは、だいたい真ん中にボールが集まるように、一応真ん中方向を向いています。

ですが、アバウト真ん中方向にボールを打つのではなく、しっかりとそのマットがどこを向いているのか、飛ばす方向に目印を見つけてください。

スタンスマットにボールを置いて、必ずボールの真後ろから目印を見つけて下さい!

実際に打つ時、スタンスマットの上に立つと、マットのラインにカラダ(肩のライン、腰のライン、膝のラインなど)を合わせますから、ボールの真後ろから見つけた目印方向に、ボールが飛んで行かなければ、スイングがおかしいということが、判断出来ます

使用クラブの順番

アプローチから徐々に長いクラブに替える

ボールをしっかりと目標方向へ打ち出せているかを確認しながら練習を始めるためには、まずは、アプローチウェッジやピッチングウェッジを使って、30ヤードから50ヤードくらいの距離から打ち始めましょう

短いクラブで短い距離を打ちながら、方向性重視でボールを打ちながら、徐々に長いクラブで長い距離を打つ練習をしていきましょう

カラダを徐々に大きく使うことにより、ケガの防止にもなりますから、いきなりドライバーでガンガン振り回すことはやめておいたほうが身のためです。ご注意下さい!

腰痛や肘痛、肩痛が心配な人は、ボールを立て続けに打つのではなく、打席でストレッチ体操をしながら、ゆっくりと打ちっぱなし練習場を上手に有効に活用して下さい。



打ちっぱなしでの注意ポイント

時間内打ち放題!という方式で打席を利用する場合、「たくさんボールを打ったほうが得だ!」とばかりガツガツボールを連続して打つ人がいますが、これは決して良い練習ではありません!

練習はあくまでも、ルーティンを決めて行うこと!無駄にボールを打つことは、上達に結びつくものではありません!

自分なりのルーティンで練習!

たくさんボールを打つためのスイング作りをしているだけです!

つまり、正しくボールを飛ばすためのスイングを作るのではなく、楽して打つ形、つまり手打ちといわれる悪いスイングを身に付けるだけになってしまいます

運動不足解消のために、汗をかくためにたくさん打つのならそれもしかたないでしょうが、それとて決してカラダには良いわけではありません!

腰痛や肘痛など、カラダの故障を引き起こす原因になるだけです。

運動不足解消は、ゴルフボールを打つだけでは、大した効果はありません!あしからず・・・。

それから、時間内にボールをあらかじめたくさん出してキープしておいて、時間が過ぎてもゆっくりとダラダラと打っているなどというケチ臭いゴルファーもたまに見かけますが、そもそも練習場の好意でお得に打てるサービスタイムを作っている訳ですから、そのルールに従わないゴルファーは、ゴルファーに非ずと言ってもいいでしょう!

初心者のうちから、そのような打ちっぱなし練習場の嫌われ者のマネは絶対にしないで下さい!

ユージン
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まとめ Q&A

Q 初心者が、始めて打ちっぱなし練習場で練習する場合に、注意しなければならないポイントは?

A 打ちっぱなし練習場は、場所によってシステムが違うので、利用方法はフロントでしっかり聞いて下さい。

良い練習をしないと健康を害します!

打席を選ぶ時、1階と2階がある場合は2階を選んで下さい。

初心者はボールを上げようと、すくい上げのクセがつきやすいので、ボールが上がり易い2階を利用することをおすすめします!(高所恐怖症の人は1階打席にどうぞ!)

Q 打ちっぱなし練習場での練習するクラブの順番は?

A 短いクラブで短い距離を打ちながら、方向性重視でボールを打ちながら、徐々に長いクラブで長い距離を打つ練習をしていきましょう!

「たくさんボールを打ったほうが得だ!」とばかりガツガツボールを連続して打つのは、良い練習ではありません。

カラダに悪い練習方法では、決して上達はしません!お気を付け下さい!

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ユージン
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